ひとりインストバンドとして、数々の楽曲を配信し続けているbeco(騒音のない世界)
クランチギターで奏でられるキャッチャーなメロディーやアレンジがとても印象的で、筆者自身ファンの1人です。
今回は、そんなbecoさんの楽曲より「スモーキー・タウン」を弾いてみました。
弾いてみた動画やtab譜と共に、フレージングを解説していきます。ぜひご参考ください。
・あくまで個人的な耳コピによる解説となります。実際の音源・演奏とは異なる部分がありますので、ご了承ください。
スモーキー・タウン|beco(騒音のない世界)のギターフレーズ解説【楽譜(tab譜)付】
騒音のない世界の「スモーキー・タウン」は、所々に細かいニュアンスやフレージングが登場するため、再現難易度はやや高めです。
休符やスタッカートを意識して弾かないと、原曲のようなメリハリのある雰囲気は出せないでしょう。
ニワっち
さっそく、それぞれのセクションごとにポイントを解説します。
イントロ
スモーキー・タウンのBPMは、127とミディアムテンポです。
ニワっち
サビメロ
サビメロは、フレージングそのものは決して難しくありません。
しかし、スタッカートや休符をしっかり意識しないと、メリハリのある音に聴こえないので、原曲をよく聴いて、一つひとつの音符の長さを確認しましょう。
ニワっち
Aメロ
弾いてみた動画では、最初のAメロはバッキングパートをコピーしました。
難易度は高めですが、汎用性の高いカッティングフレーズなので、弾けるようになるとフレージングの幅が広がります。
- 右手は、常に一定のリズムで振り続けること。
- 左手は、しっかりミュート対策をすること。
- 慣れないうちは、テンポを落として練習すること。
鳴らしたい弦だけをしっかち押さえて、鳴らしたくないときは指を浮かせる練習をしましょう。
ニワっち
2Aメロ
メインフレーズは、2Aメロから弾いています。本記事でピックアップしたのは、2Aメロの後半セクションです。
ニワっち
16分の3連符フレーズも登場しているため、やや技術力が求められます。リズムに気をつけて、弾けるように練習しましょう。
Bメロ
続くBメロも、バッキングとメインフレーズに分けて演奏しました。
バッキングのフレーズ自体は難しくありませんが、シンプルなフレーズならではの正確な演奏力が求められます。
ニワっち
2Bメロ
Bメロのメインフレーズは、スライドやチョーキングによるニュアンス表現が重要箇所になっています。
細かい16分音符に気をつけて、メリハリのある演奏を心がけましょう。
ニワっち
アウトロ
アウトロでは、バッキングフレーズを弾いています。
こちらもAメロ同様、右手のアップダウンは一定に保ちながら、鳴らさない音をミュートして弾くのがポイントです。
ニワっち
スモーキー・タウン|beco(騒音のない世界)の難易度やポイント
騒音のない世界の「スモーキー・タウン」は、フレーズそのものの難しさではなく、音符の長さやリズムキープによる表現力が求められる楽曲です。
そのため、ただフレーズを弾けたからと満足するのではなく、自分の弾いた音を単品でも聴いて、音符の長さやリズムキープは意識できているか?を、確認すると良いでしょう。
より丁寧さを意識して、完成度を高めてみてください。
ニワっち
騒音のない世界のサブスク・ダウンロードに関して
becoさんは、ひとりインストバンド「騒音のない世界」として、音楽活動をしています。
主な活動内容は、以下のとおりです。
- 素材利用可能な楽曲の無料配信
- 定額制の音楽配信サービスへの楽曲配信
- 楽曲の販売
楽曲は、becoさんの公式ページよりダウンロードが可能です。
ただし、無料で利用できるのはSoundCloudからダウンロードできる楽曲のみとなります。
また、定額制音楽配信サービスや、iTunes Storeなどの音楽配信サービスでも配信されています。
以下のリンクより、ご確認ください。
▼公式Webサイトはこちらから。
参考
騒音のない世界 公式Webサイト騒音のない世界
まとめ:スモーキー・タウンは休符やニュアンスを意識しよう!
今回は、騒音のない世界のbecoさんの楽曲より「スモーキー・タウン」について解説しました。
一見すると、あまり難しくないように見えますが、細かいニュアンスやリズムキープがシビアで、全体的な難易度は高い楽曲です。
しかし、休符やニュアンスを意識した演奏に磨きをかけたいのであれば、とても良い練習になります。
ぜひ、参考にしてみてください。
ニワっち
出来る限りのアドバイスをさせていただきます。