ひとりインストバンドとして素敵な楽曲を配信し続けているbeco(騒音のない世界)。
今回は、とくに人気の楽曲として知られる「それゆけワンダーランド」のtab譜を作成してみました。
弾いてみた動画と共にフレージングを解説していきます。ぜひご参考ください。
実際の演奏とは異なる部分がありますので、ご了承ください。
目次
それゆけワンダーランド|beco(騒音のない世界)のギターフレーズ解説!【楽譜(tab譜)付】
弾いてみた動画と、tab譜はこちらです。
▼tab譜はこちらから。
参考
それゆけワンダーランドtab譜
それぞれセクション毎に、ポイントとなる部分を解説していきます。
メインメロディー(サビ)
ペンタスケールを中心にした、メロディアスなフレーズが特徴のサビメロ。
ニワっち
意外とコピーしにくい場所は、サビ開始から4小節目の「ソララ・ミララ」ではないでしょうか。
スタッカート気味のフレージングとなっているため、そのまま弾くと原曲のニュアンスが出ません。
左手でコントロールして、キレよく弾けるように練習してみてください。
Aメロ
ハンマリングやスライドを多用した、なめらかなメロディーのAメロ。
サビと同様、ニュアンスを意識しないと原曲のような雰囲気が出せません。
注※後半は動画とtab譜のフレージングが異なっています。
タブ譜の方が原曲に近いニュアンスです。
動画では2弦、3弦フレーズで弾いていますが、音程は一緒なので好きな方で弾いて問題ありません。
Bメロ
Bメロは、とくに難しいフレーズはないです。
スライドによる弦の移動が多いので、ミストーンに気をつけて練習してみてください。
ニワっち
単調なフレーズほど、正確に弾き続けるのが難しいんですよね。
間奏(ギターソロ)
動画では間奏の頭を、バッキングフレーズに合わせて弾いてみました。
正確なフレージングは把握できていないので、あくまで参考にしてみてください。
ギターソロ
ギターソロのセクションです。
似たようなフレーズが続きますが、微妙に音階が異なっているので注意してください。
楽曲内で最後の難関となるのは、以下のフレーズです。
ロック系のギターフレーズでよく使われる、ハンマリングやプリング、スライドを駆使したアプローチ。
汎用性の高いフレーズなので、ぜひ身につけてみてください。
ラストは1音上げになっている
ラスサビは1音上げになっています。
サビフレーズを2フレットずらして演奏すれば問題ありません。
ラスサビ前について
ラスサビに入る手前(赤枠)は、アルペジオフレーズになっています。
3弦中指、2弦小指、1弦人差し指という運指です。
手前のフレーズに小指を足しただけなので、動画のフレージングを参考にしてください。
それゆけワンダーランド|beco(騒音のない世界)の難易度やポイント
実際に弾いてみた感想として、becoさんの楽曲の中では、難易度の優しい曲ではないでしょうか。
フレーズはキャッチーで分かりやすく、難解なリズムパターンは使っていないです。
ニワっち
表現力は激ムズ!!
becoさんの楽曲は、「いかに表現力をコピーできるか?」が、ポイントです。
押さえておくべきポイントは、以下になります。
- 音を歪ませすぎない。
- 音符の長さを意識する
- 誤魔化しは効きません
- 本番はバッキング音源推奨!
まずは音色ですね。輪郭のあるクランチサウンドで、少し乾いた雰囲気にするのがおすすめです。
フレーズを弾くときは、音符の長さを意識して弾いてみてください。
becoさんは切れの良いフレージングが目立っています。そこをコピーできないと、軽快な雰囲気が出せないんですよね。
ニワっち
自分のギターの表現力を確かめる方法
フレーズ練習は、becoさんの音源に合わせて弾けば問題ないです。
ただし、自分の表現力を確認したいのであれば、本番練習はカラオケ音源を使いましょう。
公式ページの楽曲ダウンロード欄に、「バンドインスト曲のバッキングのみVer」というのがあります。
そこからダウンロードして、練習してみましょう。
▼公式ページはこちらから
参考
騒音のない世界騒音のない世界
まとめ:それゆけワンダーランドは脱初心者の課題曲としてオススメ!
今回はbeco(騒音のない世界)の人気楽曲「それゆけワンダーランド」を、タブ譜と共に紹介してきました。
所々で難しいフレーズが出てきますが、ソロギターにある程度慣れてきた方の練習には、おすすめしたい楽曲です。
ニワっち
出来る限りのアドバイスをさせていただきます。
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