毎日が職場と家の往復。
給料は生活費、酒、タバコ、コンビニ弁当でほぼ使い切る。
たまにリッチな外食をしても全然気分は晴れない。
そんな中、奮発した函館旅行。
新しい空気に触れて気分転換すれば人生も明るく変わるはず!!
そんな思いも込めた旅行は本当に楽しかった。
しかし、帰ってきた途端に待っていたのは絶望。
また…エンドループが始まる。
…こんな生活はうんざりだ。
けど、働かなきゃ生活は出来ない。
どうしたらもっと楽に生きていけるだろう?
ネットポチポチ…
ん?ミニマリスト?
月10万も生活費がかからない?!
少ない暮らしは豊か?!
…やるしかない!!
動機は不純且つ単純。
こうして僕のミニマムライフは憧れから始まりました。
ミニマム思考が豊かさの意味を逆転させた
正直、モノを減らしたら豊かになれるという感覚にはピンとこなかった。
なぜなら、当時の僕にとっての豊かさとは
『好きな物が不自由なく手に入る事』
だったから。
しかしミニマリストの発想は真逆。
必要最小限で充分豊かな生活ができる。
…本当に考えたこともなかったです。
その発想は僕の中では『貧乏』そのものだったから。
履き違えたライフスタイル
20代は収入7.8万円。
電気、ガス、水道、全てが止まるほどの極貧生活。
給料の前借り、親からの援助金、あとは音楽で成功させれば何とかなるというギャンブル的発想。
貧乏という感覚は次第に行動力すら奪っていきます。
『お金がないから何もできない』
『環境が悪いからうまくいかない』
こうして夢を諦めた29歳秋。
その後、真っ当に働いても何一つ変わらなかった30代。
この時、完全に意味を履き違えていたことに気づいてしまったわけです。
『心豊かな暮らしは金じゃ買えない』
『自分には無駄があまりにも多すぎた』
『環境を悪くしたのは他でもない自分自身』
身の丈をわきまえて、無駄を削ぎ落とそう。
ダメ人間、本気でラクを目指す
こうして不用品を手放すのはもちろんの事、とくに浪費を減らす事を意識します。
いわゆる、ラクに生きるための努力を始めました。
ラクに生きたいならタバコは不要!!
タバコをやめるコツは?ってよく聞かれるんですが、コツはないです。
本気で必要ないと思えたなら、多分やめれます。
一応詳しく書いた記事も載せておきます。
![](https://niwatchlife.com/wp-content/uploads/2019/10/BEDFA426-F8D0-41C0-A0C8-E6D3FA7F6F41-160x160.jpeg)
2019年だと1日1箱ペースで1ヶ月約¥15000の出費ですからね。
この金額を見たときに、それでも嗜好品として楽しみたい!って思える富裕層の方々は続けるべき。
僕は本気でラクに生きたかったので、手放しました。
おかげで仕事時間も減らせました。
ラクに生きたいならコンビニも不要!!
コンビニは本当に使わなくなりました。
平成末まで1ヶ月¥30000(タバコ代込み)使ってたんですよ。
職場の最寄りにコンビニがあるんです。
3件も…。
コンビニって便利でラクですよね。
分かります。
でも、ラクの意味を間違えてはいけない。
ラクに生きたいならコンビニは不要です。
シンプルに高いです。
コンビニのパリパリサラダ、あれが大好きで毎日のように食べてたんです。
¥400くらいはするかと思います。
実は、スーパーで材料揃えれば¥200くらいで2個分作れます。
本気でラクに生きたいならスーパー通って自炊しましょう。
ラクに生きたいならお金を使わない日も作って過ごす
あれもこれも制限ばかりだとさすがに滅入ってしまう方もいるでしょう。
何も本当に好きなことを手放してまでラクに生きる努力をしろとは言いません。
本当に好きなことは大切にしつつ、
お金を使わない日を作って過ごす癖をつけるのもラクに生きる方法の一つです。
意外と何でも出来ます。
ただ散歩をしてみる。
昼寝をしてみる。
僕なんかはミニマリズムを取り入れるまでは一切興味のなかったジョギング、筋トレ、
マインドフルネスなんかも始めてます。
多少の初期投資は必要ですが、習慣にすればお金もかからず健康作りが出来て一石二鳥です。
真似ごとから自分らしさへ
僕のように不純で単純な動機、憧れからの真似ごとでも全く問題ないんです。
とりあえず行動にしてから『自分だったらこうしてみる』と形を変えていけばいいだけの話です。
そして今も、もっとラクに生きるにはどうしようか?と考え続けています。
貧乏な思考は環境に縛られてしまいます。
自分にとってのラクな生き方に環境を適応させるミニマリズムを
追求してみるのも悪くないですよ。