2020年より、スーパーの無料水『RO水』を利用するようになりました。
使わなきゃ損!!スーパーの無料飲料水『RO水』が節約に最適|メリットやデメリットについても超軟水とも言われているRO水を使ってコーヒーを入れたらどうなるのか??
実際に作ってみた感想について話していきます。
RO水の特徴について
RO水とはROフィルター(逆浸透膜)を利用した濾過水で、ミネラルすらも取り除かれたピュアウォーター(純水)になります。
浄水器を使用してる方なら無意識に飲んでいる純水ですが、特徴を一言で言うなら『無味』です。
非常にさっぱりしていて、様々な料理にもRO水を使うことで、素材そのものの味わいを引き出すとも言われています。
そんなRO水をコーヒーでも使ったら一体どんな味わいになるのか??
そもそも、違いが分かるほど味わいが変わるのか??
今回は水道水と比較して、素人だからこそのリアルな感想を伝えていきます。
使用器具と入れ方について
飲み比べということで、全く同じ器具と豆を使って比べてみました。
また、作り方もなるべく差が出ないように抽出時間や分量、温度もなるべく同じ条件にして試しています。
・クラシックミル
・タニタのデジタルクッキングスケール
・エスプレ山口珈琲のマンデリン(やや深煎り)
ちなみに、筆者のドリップコーヒー歴は執筆現在で約1年ほどになります。
コーヒーの淹れ方
なるべく同じ条件でコーヒーが淹れられないと意味がないため、以前の記事でも紹介したバリスタ井崎英典さん方式を少し簡略化させた抽出方法で淹れてみました。
ドリップコーヒーに正しい入れ方はない??|世界一美味しいコーヒーの淹れ方から学んだ事使用する豆はマンデリンのやや深煎り豆。
まろやかなコク深さと苦味が引き出されたコーヒーに仕上がりそうです。
大まかな手順は以下になります。
豆は10gずつに分けて、挽いた豆をウェーブドリッパーに馴染ませておきます。
30g(蒸らし)はタイマーが1分に達するまで待ちます。
その後30g追加して、タイマーが2分に達するまで待ちます。
後は90gのお湯を入れて、落としきったら完成です。
水道水とRO水で作ったコーヒーの検証結果は??
水道水で作ったコーヒーの感想
普段から水道水を沸騰させて作ったコーヒーを飲んでいたので、十分美味しくいただけました。
淹れ方の特徴もあって濃厚でコク深く、はっきりした苦味を感じられるコーヒーに仕上がったと思います。
温度が下がってきたら爽やかな酸味も感じられ、この時点では『本当にRO水と差が出るだろうか??』と、やや不安でした(笑)
RO水で作ったコーヒーの感想は??
かなり予想外な展開で、素人でも分かるくらい苦味がまろやかになりました。
コク深さは変わらないのに、苦味だけがほんのり優しくなった感じ。
何より差が出たのは温度が下がった時で、水道水で感じられた酸味を感じず、コク深さがそのまま目立っていた感じでした。
より自然なコーヒーに仕上がったのかな??という印象ですね。
結果:どっちも美味しいけどRO水は気持ちスッキリ系
おそらく今回のような飲み比べをしない限り、違いには気付かないだろうという差でしたが、ハッキリ言える結果としては…
水を変えると素人でも分かるくらい味が変わる。
ということは実証されました。
どっちの方が美味しいというより、スッキリさせたいなら純水がいいし、ちょっと複雑で苦味もガツンと欲しいなら水道水でもいいのかなという違いかなと。
興味のある方は是非試してみてください。