ひとりインストバンドとして、数々の楽曲を配信し続けているbeco(騒音のない世界)
クオリティーの高いバンド系BGMを、たった1人で作成しているアーティストさんです。
今回は、そんなbecoさんの楽曲「walkways」のギターを弾いてみました。
弾いてみた動画やtab譜と共に、フレージングを解説していきます。ぜひご参考ください。
- ご本人に許可を得ていますが、本人監修によるtab譜ではありません。
- あくまで個人的な耳コピによる解説となります。実際の音源・演奏とは異なる部分がありますので、ご了承ください。
walkways|beco(騒音のない世界)のギターフレーズ解説【楽譜(tab譜)付】
騒音のない世界の「walkways」は、ペンタトニックスケールをメインに、幅広いギターアプローチを魅せてくれている楽曲です。
テンポは136と速くはないですが、序盤Aメロ・Bメロセクションは細かいフレーズが多く、難易度はやや高めになっています。
また、筆者自身コピーしきれていない表現が多いため、原曲とは大きく異なる部分がある点はご了承ください。
ニワっち
イントロ
イントロは、2和音のフィンガリングフレーズです。あらかじめ、右手のなかにピックを挟みながら弾いています。
フレーズは難しくないですが、音符の長さや、音量バランスに気をつけて弾けるように心がけましょう。
Cメロ
イントロ後は、walkwaysのメインフレーズになります。
音源では、鍵盤と一緒に同じフレーズを弾いていますが、ギターはブリッジミュートで弾きましょう。
ニワっち
ブリッジミュートは、リズムがよれるとかなり目立つので、リズムキープを意識して練習すると良いでしょう。
【補足】2Cメロからは変拍子に注意!
2回目のCメロ(tab譜の51小節目)では、小節が2拍増えて4分の6拍子になっています。
その後、すぐに4分の4拍子に戻るので、リズムの変化に合わせてリズムキープを怠らないようにしましょう。
Aメロ
Aメロは、ペンタトニックスケールによる基本的なロックフレーズです。
セクションによってチョーキングがハーフとフルで分かれているので気をつけましょう。
ハーフは半音、フルは全音です。
walkwaysのAメロでは、3弦がハーフ、2弦1弦がフルといった感じですね。
ニワっち
Bメロ
Bメロ前半は、becoさんらしいメリハリのあるメロディーラインです。休符を意識して、音符を伸ばしすぎないように弾きましょう。
そして、Bメロ後半はwalkwaysのなかでは最難関ポイントとなります。
32分音符を多用した高速ペンタスケールなので、速すぎて弾けない場合は必ずテンポを下げて練習してください。
徐々にテンポを上げて、丁寧に弾けるようにするのが最も効率がいいです。
ニワっち
ブリッジ・solo
ブリッジは、とくに難しいポイントはありません。tab譜を参考にして、丁寧に弾ければ問題でしょう。
後半のsoloパートは、筆者自身フレーズがうまく聴き取れなかったため、音源のように表現しきれませんでした。
tab譜も正確なフレーズではないので、「もっと他の表現があるのでは?」と感じた人は、ぜひ自分の耳を信じて、別のアプローチで表現してみてください。
【補足】3Cメロはハモリパートを混ぜています
終盤のCメロは、ハモリパートを弾いているので、tab譜もハモリパートとして表記しました。
メインメロディーは、2Cメロとほぼ変わらないと思います。
ニワっち
walkways|beco(騒音のない世界)の難易度やポイント
騒音のない世界の楽曲「walkways」は、全体的な難易度は高くないものの、総合的な技術力・リズム感が求められる楽曲です。
ブリッジミュート、ハーフ・フルチョーキング、ハンマリングなどの練習をしたい人におすすめします。
ただし、一部のセクションはかなり速いフレーズがあるので、無理して弾かずにテンポを落として、しっかりフレーズを体に馴染ませるようにしましょう。
騒音のない世界のサブスク・ダウンロードに関して
becoさんは、ひとりインストバンド「騒音のない世界」として、音楽活動をしています。
主な活動内容は、以下のとおりです。
- 素材利用可能な楽曲の無料配信
- 定額制の音楽配信サービスへの楽曲配信
- 楽曲の販売
楽曲は、becoさんの公式ページよりダウンロードが可能です。
ただし、無料で利用できるのはSoundCloudからダウンロードできる楽曲のみとなります。
また、定額制音楽配信サービスや、iTunes Storeなどの音楽配信サービスでも配信されています。
以下のリンクより、ご確認ください。
▼公式Webサイトはこちらから。
参考
騒音のない世界 公式Webサイト騒音のない世界
まとめ:幅広いアプローチを学びたい人におすすめ!
今回は、騒音のない世界の楽曲「walkways」の弾いてみた動画とともに、フレージングを解説しました。
becoさんの楽曲は、過去曲でも素敵な曲がたくさんあります。そのなかでも、walkwaysは基礎的だけど幅広いアプローチが多いです。
「ギターに慣れてきたけど、より練度を高めたい」という人はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
ニワっち
出来る限りのアドバイスをさせていただきます。