ひとりインストバンドとして、楽曲を配信している「beco(騒音のない世界)」
素敵な楽曲の数々を、著作権フリーで提供しているアーティストさんです。
そんなbecoさんの楽曲から、今回は「明くる日の忘却」のtab譜を作成してみました。
弾いてみた動画と共に、フレージングを解説していきます。
ぜひご参考ください。
・あくまで個人的な耳コピによる解説となります。実際の演奏とは異なる部分がありますので、ご了承ください。
明くる日の忘却|beco(騒音のない世界)のギターフレーズ解説!【楽譜(tab譜)付】
▼弾いてみた動画はこちら。
それぞれセクション毎に、ポイントとなる部分を解説していきます。
イントロ
明くる日の忘却は、テンポが144です。
最初は、ハーフテンポでゆったりと始まりますが、10小節目からは軽快なリズムでキレのあるプレイが求められます。
音符の上に黒い点がある音は、「スタッカート」を意識して弾きましょう。
休符とは違い、ニュアンスによって強弱をハッキリさせるイメージで弾くのがポイントです。
実際には、原曲をよく聴いて真似してみてください。
Aメロ
さきほど説明した、スタッカートが鍵を握るAメロ。
音のメリハリを意識しないと、原曲のような軽やかなメロディーを再現できません。
ニワっち
また、2Aの前半はスタッカートを使わず、スライドを使用したなめらかなニュアンスに変化しています。
使い分けに注意しましょう。
Bメロ
Bメロは、ハンマリングやスライドを多用したペンタフレーズです。
ロックギターの基本的なフレージングなので、初心者や中級者の方はぜひ覚えてください。
サビメロ
サビメロは、スライドをメインとしたフレージングになっています。
とくに、2弦の12フレットから14フレットにかけたスライドは、16分音符になっているので速いです。
弾いてみた動画を参考に、雰囲気を確認してみてください。
基本的には、8小節で1つのフレーズです。
ラスト2小節のみ、2〜3弦を使った和音フレーズが追加されています。
間奏
間奏は、Bメロ同様にペンタスケールをフル活用した王道ギターソロです。
弾いてみた動画では、和音部分を2〜3弦のみで表現しています。
難しい人は、最後のみ3〜4弦の11フレットにしてみてください。
動画では、ベースソロ後にアレンジバッキングを弾いています。
音源に近いバッキング弾きたい方は、上記tab譜を参考にしてください。
明くる日の忘却|beco(騒音のない世界)の難易度やポイント
明くる日の忘却は、「技術、リズム、表現力」全てにおいて、総合的な技量が求められます。
フレーズそのものが難しいと言うより、ニュアンスをしっかり意識しないと、上手く弾けないかもしれません。
ニワっち
慣れないうちは、テンポを落としてフレージングを理解しながら、少しずつ慣れていきましょう。
弾けないテンポで練習するのは、最も効率が悪い練習方法です。
騒音のない世界のサブスク・ダウンロードに関して
becoさんは、ひとりインストバンド「騒音のない世界」として、音楽活動をしています。
主な活動内容は、以下のとおりです。
- 素材利用可能な楽曲の無料配信
- 定額制の音楽配信サービスへの楽曲配信
- 楽曲の販売
楽曲は、becoさんの公式ページよりダウンロードが可能です。
ただし、無料で利用できるのはSoundCloudからダウンロードできる楽曲のみとなります。
また、定額制音楽配信サービスや、iTunes Storeなどの音楽配信サービスでも配信されています。
以下のリンクより、ご確認ください。
▼公式Webサイトはこちらから。
参考
騒音のない世界 公式Webサイト騒音のない世界
まとめ:明くる日の忘却はハモリメロディーを意識して合わせよう!
今回は、becoさんの楽曲「明くる日の忘却」を、tab譜と共に解説しました。
表現力を求められる難易度の高い楽曲となっていますが、ギター中級者以上の人は、ぜひ挑戦してみてください。
ニワっち
出来る限りのアドバイスをさせていただきます。