生きていても面白いことがない。
筆者も決して前向きな性格ではないため、生きてる意味について自問自答してしまうことが昔からありました。
今回は人生がつまらないと感じた時に楽しみを見つけるコツについて話していきます。
求めない人生が心の豊かさの秘訣
正直、筆者は人生を楽しくさせる方法なんてものは存在しないのではないか?と考えています。
人生が楽しくないのは何故なのか?
それは人生に期待しすぎてしまっているせいだったりもするんです。
そもそも…あなたにとっての楽しい人生ってどんな人生でしょうか??
お金に困らない人生、友達に恵まれた人生、楽園のような生活環境…想像すると、どれも羨ましい事ばかりですよね。
でも残念ながら、これらは全て楽しみを見つけるコツには到底及ばない豊かさなんです。
欲望は欲望を増幅させるだけ…
お金や信頼という財産…これらをいくら手に入れても十中八九『まだ足りない』という感情が訪れます。
人生がつまらないのは貧乏だから、友達がいないから、環境が悪いから…はたまたやりたいことが見つからないからつまらないわけではないんです。
求めすぎているからつまらなくなってしまうんだと思います。
人は「もっと〇〇なら…」と願うことで人生は楽しくなると思い込んでしまいがちですが、本質はちょっと違います。
その「もっと」の基準はどこからやってきたんでしょう??
平たく言えば、自分よりも輝いて見える人間ですよね??
自分よりも楽しそうに生きてる人間と自分を比べてしまうから、人生はつまらなくなるんです。
人によっては「自分もいつかあんな風に!!」とモチベーションに繋がるという人もいるかもしれません。
しかし、何年も何十年も『自分の人生はちっぽけでつまらない』と感じ続けて生きてる人にとっては、輝いてる人間なんてのは有害でしかないんです。
筆者は自分自身を劣等感の塊であると、そう理解して受け止めた上で、自分なりの楽しみ方を考えました。
楽しみを見出すコツについて
じゃあ実際にどうしたらいいのか?という話ですが、結論は『他人と比べないこと』です。
よく『執着を捨てることで心は豊かになれる』という言葉がありますが、いきなりそんなことを実行するのは難しいでしょう。
筆者が実践した楽しみを見出すコツは以下になります。
・やりたくないことはやらない。
・比べてしまう要因を根こそぎ手放す。
物を減らす
もっとも分かりやすい形で実践したのは物数を減らすことでした。
『持ち物が増える=もっと良い物が欲しくなる』
物欲こそ尽きることのない欲望連鎖の代表なので、環境のせいでつまらないという妄想から手っ取り早く解放される方法としてとても有効でした。
なくても困らないことは意外と多いです。
物数が少なくても、人生がつまらなくなるなんてことはなかったりしますよ。
【ミニマリスト】物を減らして一年経ったので、変わりすぎた生活習慣を振り返る
やりたくないことはやらない。
ここでいう『やりたくないこと』は仕事や人間関係を含めた全てのやりたくないことをやめるということです。
言うまでもなく、やりたくないことってつまらないですよね。
それって分かりやすく言うなら『自分にはなくても困らないこと』なんです。
むしろつまらないことがなくなった分、普通のことを探すことができます。
そこから始めてみればいいんじゃないでしょうか?
いきなり楽しいことを探すのではなく、やりたくないことの代わりに『自分にとっては普通のこと』をやる。
そこに楽しみが見つかることもあるかもしれません。
つまらなかったらまたやめればいいだけですから。
比べてしまう要因を根こそぎ手放す
もし上記の二つを実践してもつまらない感情がモヤモヤしてる場合には、比べてしまう要因を根こそぎ手放してしまいましょう。
特にSNSの閲覧はオススメできません。
筆者はSNSを利用していますが、閲覧はしないようにしています。
Twitterに関してはアプリは使用せずに、投稿用のアプリを利用しています。
【SNS疲れ】悩むならやめた方が良い|Twitterはガチらなくても困らないある程度比較対象が減った生活を続けていると、自分にとって満足出来る暮らしの基準が見えてくるはずです。
他人の物差しではなく、自分の感覚で決めることが大事です。
「もっと」を増やすのではなく、減らすことで楽しさを見出す
ここまで実践した現在でも、つまらないと感じてしまうことがあるのは事実です。
悔しいですが、人はそう簡単に執着を手放すことができません。
つまらないと感じてしまうということは、心のどこかで自分の弱点を探してしまっているということ。
人間として生まれた以上、ある程度は仕方がないことなのでしょう。
しかし、以前に比べたら『自分は今、好きなように生きている』と胸を張って言えるような人生を歩いています。
少なくとも、つまらない人生は歩いていないと実感できています。
この記事が、つまらない人生を変えたい方にとって少しでも参考になれば幸いです。