最初は個人的な日常の報告を楽しむために使用していたTwitter。
2019年からは本格的にブログを始めたこともあり、より自分を知ってもらうためと必死だった。
フォロワーさんを減らさないよう積極的に返信をしたりいいねを押したり…。
そしてより多く賛同してもらえるような発信をしなきゃと、140文字を真剣に考える。
そのためだけにありったけの時間をTwitterに費やした。
真面目過ぎる性格のため、深く考えすぎて1時間以上140文字以内のツイートを考えることもあった。
そしてある事にふと気付いた。
必死になって言葉を選んで発信したところで、そんなツイートはあっという間にタイムラインの底に埋れてしまうだけ…。
所詮は現状報告という短期的な役割でしかなかったという事。
2020年2月より、思い切って1日のTwitter使用時間を1時間に設定してみたんです。
たったそれだけで明らかに生活が快適になったので、その効果と影響について話していきます。
圧倒的時間の余裕
まず明らかに実感できたのは時間のゆとり。
- タイムラインを目的もなく眺める時間
- ツイート文を黙々と考える時間
- レスポンスに対する返信を考える時間
- ツイートの反響を確かめる時間
これらの時間を全て手放しました。
設定する前の1日のTwitter時間は3時間〜5時間。
全てが無駄だったとまでは言いません。
SNSによって繋がった縁は多く、それがリアルにまで影響を及ぼしました。
今の時代、SNSを利用しない手はもはやないでしょう。
でもそれはあくまで『発信・繋がり』としての話。
私生活に支障をきたすほどのめり込む必要はないはず。
自分の時間を大切にするべき。
思考がまとまる
数字を意識したTwitterを始めてから半年ほど経った頃、あるストレスを抱えることになりました。
- 本来の楽しみを忘れ、真面目になりすぎた
- 当たり障りのない言葉探し
- 心にもない返信やいいねの繰り返し
そして様々な意見が目に映りすぎることで、自分の表現すらも見失った。
フォロワーを増やす方法なんてのはいたって簡単。
積極的に繋がっていくだけ。
そして繋がるだけじゃなく、人と人としてのコミュニケーションを大切にする。
ただ数字だけを増やしてる人のアカウントはわかりやすいほど『いいね』が少ないです。
逆に一つ一つの繋がりを大事にしてるアカウントはフォロワーが少なくても『いいね』が多い。
親しき中にも礼儀ありと同じなんです。
ただでさえコミュニケーションが嫌いで気を使うタイプのくせに、無理して繋がってこれからもずっと続けられるのか??
自分がそういったタイプの人間ではないと思い出すと同時に、数字を意識することはやめて、他人に干渉せず自分のペースで楽しむことを選びました。
そのための利用としては1時間あれば十分。
もっと自分のために使えるリアルで重要な時間があるはずです。
目的と優先順位を把握する
SNSは使い方次第でいくらでも繋がりを増やし、自分をアピールできる素晴らしいコンテンツです。
しかし、本来の目的を見誤ると無駄に時間や思考を削ってしまう。
タイムラインという激流に流される言葉に全身全霊を込める時間、本当に大事でしょうか?
より快適な私生活を目指す上で、使用制限を設けてみるのも悪くないと思います。
【iPhone】ケータイ依存を抑制するためにスクリーンタイムを使って時間制限を設ける方法