【ドリップコーヒー】美味しいアイスコーヒーの作り方|深煎りで2倍濃縮に仕上げる方法について

【ドリップコーヒー】美味しいアイスコーヒーの作り方|深煎りで2倍濃縮に仕上げる方法について

ドリップコーヒーを毎日淹れてると、夏にはやっぱりキリッと冷えたアイスコーヒーが飲みたくなりますよね。

今回はドリップコーヒーで作るアイスコーヒーについて紹介します。

美味しいアイスコーヒーには深煎り豆を使う

美味しいアイスコーヒーには深煎り豆を使う

アイスコーヒーをドリップコーヒーで作ること自体はそんなに難しくないんですが、なぜか美味くアイスコーヒーが淹れられない…と悩んでいる方が多い印象があります。

その原因として、まず使用している豆が原因という可能性はかなり大きいはずです。

実は筆者も過去に一度、浅煎り豆を使ったコーヒーを淹れてみたことがあります。

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結果、苦味の代わりに紅茶風の特殊なアイスコーヒーに仕上がってしまったんですが、これはこれで面白い体験ではありました。

キリッと苦いアイスコーヒーを淹れるには??
苦味を抽出するには深煎り豆を使用して、2倍濃縮のコーヒーを淹れて氷で一気に冷やすことで、美味しいアイスコーヒーが淹れられる。

 

コーヒーの焙煎度合いは8種類あります

コーヒーの焙煎度合いは8種類あります

アイスコーヒーの説明の前に、コーヒーの焙煎度合いについて簡単に触れておきます。

焙煎度合いは全部で8種類あって、それぞれ酸味と苦味のバランスや特徴が大きく異なります。

「なんでいつも苦くならないんだろう??」と自分の腕のせいにしていたけど、実はずっと浅煎りの豆を使っていたなんてことも可能性としては大いに有り得るということになるわけです。

ライトロースト 極浅煎り:酸味が強く、コクと香りも不足していて飲用向きではない。
シナモンロースト 浅煎り:酸味が強く、コーヒーの個性も感じられるがほとんど飲まれることがない。
ミディアムロースト 浅煎り〜中煎り:酸味よりではあるものの、苦味も感じられる。
ハイロースト 中煎り:酸味と苦味のバランスが取れた丁度いい一般的な焙煎度。
シティロースト 中深煎り:酸味が抑えられて苦味とコクが強くなる。
ハイロースト同様に一般的なコーヒー豆。
フルシティロースト 中深煎り〜深煎り:苦味とコクが強く、酸味はほぼなくなる。
アイスコーヒーを作るならこの辺りからお好みで調整
フレンチロースト 深煎り:アイスコーヒーやエスプレッソ向きの苦味やコク深さ。
イタリアンロースト 極深煎り:最も深い焙煎度で焦げた香味もある苦味。

 

キリッと苦いアイスコーヒーを作るには深煎り豆の使用が必須条件

キリッと苦いアイスコーヒーを作るには深煎り豆の使用が必須条件

よく、コーヒー専門店に行くと「アイスブレンド」という名前のコーヒー豆を見かけたことがあると思いますが、まさにこれはアイスコーヒー用に深煎り豆が使われているのが特徴となっています。

そのため、アイス用の豆でホットコーヒーを作って飲むと物凄く苦いです。

苦いのが大好きな方にはこれくらいでも美味しく飲めるかもしれませんが、アイスとホット兼用で飲みたい場合には、フルシティローストやフレンチローストの豆でもアイスコーヒーとしては十分美味しく飲めるでしょう。

 

2倍濃縮コーヒーの作り方

2倍濃縮コーヒーの作り方

使用する豆が決まったら、次はアイスコーヒー用の2倍濃縮コーヒーを作っていきます。

名前だけ聞くと「また小難しそうな話を…」と思われてしまうかもしれませんが、簡単に説明します。

2倍濃縮コーヒーの作り方
2杯分のコーヒー豆を使用して、1杯分のコーヒーを抽出するだけ!!

以上になります。

普段自分で淹れる2杯分のコーヒー豆を使って、抽出するのはあくまで1杯分ということです。

仮に20gのコーヒー豆を使って、2杯分のコーヒーを300g抽出しているなら、アイスの場合は20gで150g抽出するだけです。

2倍濃縮コーヒーの作り方

これでアイスコーヒーの原液が完成します。

 

氷は後入れでも先入れでもどちらでもOK!!

氷は後入れでも先入れでもどちらでもOK!!

問題は氷を入れるタイミングですが、先でも後でもお好みで問題ないです。

氷を入れるタイミングによる違い
先に氷を入れた場合は、スッキリした苦味のアイスコーヒーになります。
 
後から氷を入れた場合には、しっかりした苦味のアイスコーヒーになります。

筆者は先入れのアイスコーヒーが好みなので、氷を入れたサーバーをスケールに乗せて、一杯分のコーヒーを抽出しています。

どちらも試して好みを把握してみるのがオススメです。

 

作り方が分かれば誰でも美味しいアイスコーヒーが作れる

作り方が分かれば誰でも美味しいアイスコーヒーが作れる

原因が分からないと苦手意識を持ってしまい「アイスコーヒーが飲みたいけど美味くならないからやめておこう…」と思ってしまうかもしれませんが、適切な豆を使って適切な量を抽出するだけで誰でも美味しいアイスコーヒーは淹れられるようになります。

今まで苦手意識があった方は、ぜひ参考にしてみてください。

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