ひとりインストバンドとして、数々の楽曲を配信しているbeco(騒音のない世界)
クオリティーの高いバンド系BGMを、たった1人で作成しているアーティストさんです。
今回は、そんなbecoさんの楽曲「空を見上げれば」のギターを弾いてみました。
弾いてみた動画やtab譜と共に、フレージングを解説していきます。ぜひご参考ください。
- ご本人に許可を得ていますが、本人監修によるtab譜ではありません。
- あくまで個人的な耳コピによる解説となります。実際の音源・演奏とは異なる部分がありますので、ご了承ください。
空を見上げれば|beco(騒音のない世界)のギターフレーズ解説【楽譜(tab譜)付】
騒音のない世界の「空を見上げれば」は、軽快なリズムと爽やかクールなメロディーが印象的な楽曲です。
フレーズ自体の難易度は低めですが、テンポが168と速めなので、一つ一つのフレーズを丁寧に弾くように心がけましょう。
ニワっち
イントロ
イントロは、Eadd9の1弦〜3弦を使ったアルペジオフレーズです。
汎用性の高いキレイなアルペジオなので、さまざまな楽曲のアプローチとしても使えるフレーズになります。
一つ一つの音が途切れないように、丁寧に弾きましょう。
Aメロ
イントロ後のAメロは、一気に楽曲の世界観が広がる重要なセクションとなっています。
フレーズのキレと伸びを上手に使い分けることが、原曲のニュアンスに近づくポイントになるでしょう。
ニワっち
2Aメロはアプローチが変わる!
2コーラス目の2Aメロは、全く異なるアプローチになります。
前半はスローな抑揚系、後半はミュートギターゴリ押し系と、基本的なギタープレイの練習には最適です。
ミュートセクションは、2小節でワンセットのフレーズですが、頭とケツだけはミュートを解除している点に注意しましょう。
ニワっち
Bメロ
Bメロは、とくに難しいポイントはありません。
付点8分音符のリズム感に注意して、ノリ良く弾くように心がけましょう。
Cメロ
Cメロは、「空を見上げれば」のメインフレーズセクションになります。
上記譜面のフレーズを繰り返しているだけですが、とてもメロディアスなフレーズなので、歌心を意識してフレーズに感情を乗せましょう。
間奏・ギターソロ
間奏前半のメロディーパートはお休みです。
後半から、やや疾走感のあるフレーズが続くので、休符を意識してキレ良く弾き切りましょう。
ギターソロはやや難易度が高め!
ギターソロは、テンポの速いペンタ系ロックフレーズが続きます。
ニワっち
ハンマリングやプリング、スライドを駆使して、1音1音を丁寧に覚えていきましょう。
やや和音混じりの部分がありますが、より原曲に近いポイントがあれば、譜面通りではなく自分なりにアレンジして近づけてみるのも良いと思います。
Dメロ
Dメロの前半は、Bメロと似たようなフレーズですが、かなり弱めに弾くことで、原曲のニュアンスに近づきます。
後半からは、徐々に盛り上げるようにボリュームをコントロールして、ラストのCメロに繋げましょう。
ニワっち
アウトロ
アウトロは、イントロと同じアルペジオフレーズです。
ラスト1〜2小節だけ、同じポジションでミュートバッキングに切り替わるので注意しましょう。
空を見上げれば|beco(騒音のない世界)の難易度やポイント
騒音のない世界の「空を見上げれば」は、全体的なフレーズの難易度は決して高くありません。
しかしテンポがやや速いため、セクションによってはミスしやすい部分が多いです。
とくに、1Aメロ、2Aメロ、ギターソロあたりは、細かいフレーズが点在しているので注意しましょう。
騒音のない世界のサブスク・ダウンロードに関して
becoさんは、ひとりインストバンド「騒音のない世界」として、音楽活動をしています。
主な活動内容は、以下のとおりです。
- 素材利用可能な楽曲の無料配信
- 定額制の音楽配信サービスへの楽曲配信
- 楽曲の販売
楽曲は、becoさんの公式ページよりダウンロードが可能です。
ただし、無料で利用できるのはSoundCloudからダウンロードできる楽曲のみとなります。
また、定額制音楽配信サービスや、iTunes Storeなどの音楽配信サービスでも配信されています。
以下のリンクより、ご確認ください。
▼公式Webサイトはこちらから。
参考
騒音のない世界 公式Webサイト騒音のない世界
まとめ:メロディアスなギターを弾きたい人におすすめ!
今回は、騒音のない世界の楽曲「空を見上げれば」の弾いてみた動画とともに、フレージングを解説しました。
ギター初心者には難易度の高い楽曲ですが、ギターに慣れてきた人であれば、ぜひ積極的に挑戦してほしい楽曲です。
また、becoさんの楽曲は基礎的なギター技術だけでなく、クランチサウンドによるギターの歌心や表現力、アレンジなども学べます。
譜面だけに頼らず、自分の耳で本家の音をよく聴いて、ギターのタッチ感やフレーズ感を探ってみてください。
ニワっち
出来る限りのアドバイスをさせていただきます。