アコースティックギターって弦が硬くて慣れないうちはコードを押さえるのも大変ですよね。
そんなアコースティックギターにエレキギター用の弦を使ったらどうなるのか??
実際に使用した動画や感想を交えて解説していきます。
目次
実際にアコギにエレキ弦を張って演奏してみた
動画ではアコギにエレキ弦を張って演奏しています。
最初はアコギ弦で演奏したんですが、どうも実際の音源のようなカラッとした雰囲気を出せなかったんです。
そこで、今回のタイトルのような方法を思いつきました。
『エレキ弦を張れば音が軽くなって雰囲気が出るかもしれない』
実際に使用したのがこちらの.010-.046のエリクサー。
リンク
結果は大成功。
アコギだけど軽いアタック感、シャリっとしたシャープなサウンドでだいぶ音源に近づけることができました。
音源が気になる方は、下記リンクよりサンランド地方の視聴ができます。
参考 OCTOPATH TRAVELER Original Soundtrack音楽ダウンロード・音楽配信サイト mora ~WALKMAN®公式ミュージックストアエレキ感覚で弾けるアコースティックギター
結果的にアコースティックギターにエレキ弦を張っても、問題なく演奏することは十分可能です。
特徴は以下のようになります。
- メリット①低音、中音域が削られシャープな音色になる
- メリット②弦が柔らかく、エレキギターのようなアプローチができる
- デメリット①音量、音圧はアコギ弦に比べると激減する
- デメリット②バンド演奏では活躍できない
シャープな音色になる代わりに音量、音圧が犠牲に…
動画を聞いて分かる通り、雰囲気こそ出せたものの音量、音圧が非常に弱くなりました。
良く言えば、集合住宅で弾くならこれくらいの弱さの方が響かず、近所迷惑にもならないかもしれません。
意外なメリット
アコギにエレキ弦を張ると、防音対策には有効な可能性がある。弾きやすくはなるが、バンド演奏には難しい
弾き心地に関しては超快適です。
コードも押さえやすく、アコギなのに思いきりチョーキングをすることができる不思議な感覚。
またビブラートもかかりやすいので、エレキ感覚で弾ける爽快感がありました。
たまたまその状態のまま、ライブハウスで演奏する機会もあったんですが、結果は悲惨でした…。
バンド演奏には不向き
音が細すぎてアコースティックギターならではのリズム感やアタック感が全く出てこない。場所や環境次第では活躍できる新感覚サウンド
結果的には非常に面白い体験ができて筆者はアリだと思いました。
ただ、アンサンブルとしてはアコギの良さを発揮できないのも事実。
今回のように『どうしてもカラッとしたあえて細いサウンドが欲しかった』というシチュエーションがあった場合にはぜひお試しください。