2020年より、WEBライター兼ブロガーとして新たな人生を歩み始めました。
30代後半から、仕事を辞めたり生き方を変えるのって、それなりに勇気や勢いが必要になってきますよね。
筆者は、むしろ30代後半だからこそ「やりたいことはやるべき」という思考がより強くなったように感じます。
本記事では、実際に筆者が30代後半から変えた生き方や転職について話していきます。
30代は保身が強くなる年頃
一般的な30代の日本人と聞くと、どんな姿を想像するでしょうか?
- 仕事が軌道に乗ってきてバリバリ稼ぎ始める頃合い
- 結婚して子供ができる、もしくは子供が学校に通い始める頃合い
- 将来のために貯蓄などにも真剣に向き合う頃合い
- ぶっちゃけまだまだ遊び足りない
時代の流れに沿って、それなりに様々な現実を送っている人は多いです。
30代が共通して考え始める思考として、「そろそろ一人の人間として落ち着かなきゃ…」というような保身心も挙げられるでしょう。
もちろん、守るべきものがあることは大事です。
しかし、「保身のために本来の自分を犠牲にしてしまっては意味がないのでは?」とも思ってしまうんです。
ここからは、筆者が最終的に「やりたいことはやるべき」という考えに至った経緯を話していきます。
自由すぎた20代の生き方
少し特殊な生き方をしてきたもので、一般常識を知らずにひたすら「プロのバンドミュージシャン」という夢を追って生きていました。
そして、好きでもないことをして働くのが一番嫌いだった。
当時から思い続けた疑問…
ニワっち
かといって、生きるために好きでもない仕事を続けるのか?
夢を追うために、好きでもない仕事を続けるのか?
生きるお金が稼げるなら、夢がなくても生きていけるじゃん…
「何を言ってるの??」と思われるかもしれません。
しかし自分にとっては、この疑問とずっと向き合い続ける20代だったんです。
この思考によって、膨大な借金、生活破綻すら経験しました。
当時は「意地でも音楽で稼いで生きなきゃいけない」と、自分を追い込むことでしか、夢への情熱を保てなかったんですよね。
初めて現実と向き合った30代の生き方
好きなことを仕事にして生きていけるのはほんの一握りの人間だけ…
そんなセリフを、何度か聞いたことがあります。
「自分もその一人にはなれなかったんだ」と、意を決して好きでもない仕事で生きていくことを決めたのが、30代の始まりです。
給料も安定し、結婚して猫も飼って、いつしか「仕事もそんなに悪くはない」と思うようになっていきました。
正確に言うなら、「好きでもない仕事だけど、上司や先輩には恵まれているし、仕事は辛くて当たり前だから…」と思い込むようになったというのが本音でしょう。
先輩の一言で、再び疑問を感じる
仕事にも慣れ始めた頃、職場の先輩とこんな話をしました。
先輩
ニワっち
楽しみ方を見つけたほうが良いね。
先輩
といった具合に、緩く話は終わりましたが「じゃあどうしたらいいの??」という疑問も持つようになりました。
ニワっち
このまま安定して給料をもらい続けた方が今後の人生安泰じゃないか…
そう思っていた頃に、転機が訪れます。
30代後半から変えた生き方や転職
「このままじゃいけない…」と焦り始めていた頃に、とある記事をキッカケにミニマリストという生き方をしている人がいることを知りました。
定義は定まっておらず、あくまで自分自身の基準でもって自発的に物事の数を極力減らし、心身ともに身軽な生きやすさを追求する生き方。
ミニマリズムについては他の記事でも紹介しているので、興味のある方はサイト内検索にて「ミニマリスト」で調べてみてください。
この『自分にとっての必要最小限主義』という生き方が全く新しい価値観を与えてくれるキッカケとなり、次第に20代の頃のような『やりたいことをやるべき』という意思がより一層強くなりました。
未来の保身よりも今が大事
ニワっち
結局自分は好きなことをして生きていきたいんだなと、心の赴くままに行動するようになりました。
ブログの再開…
ブログだけは好きで続けていたということを思い出し、ミニマリストとしての活動を記録するようになりました。
次第に「これを仕事にしていきたい!」と考えるようになり、PC経験もないままWordPressを使ってブログ運営を始めます。
過去の経験は無駄にならない
昔は音楽しか出来ない…と思っていましたが、結局その活動の中にも得意なことがあったことに気付いたんですよね。
30代後半で退職してフリーランスのWEBライターに転職
ある程度ブログを書くことに慣れ始めた頃、職場で立て続けに嫌なことが起こりました。
明らかに不条理なクレーム対応、従業員トラブルが重なり、「あっ…これもう無理だな…」と、急に冷めてしまったんです。
そして、改めて自分が求める仕事環境を想像してみました。
- 人間関係に疲れたくない
- 好きな時間に働きたい
- 基本的に一人で居たい
- 好きなことをしたい
退職後、約2ヶ月のニート期間を経て、貯蓄と安定した収入を失いました。
しかし、WEBライター兼ブロガーに転職したことで、さらなる目標に向けて充実した毎日を送ることができています。
▼その後のWEBライター経験に関する記事はこちら
webライター初心者が2ヶ月で月収5万円を達成するための心得・始め方【WEBライター初心者】5ヶ月で月収入10万円を達成したので、その経緯や方法について
まとめ:30代後半からでもやりたいことはやるべき!
本記事は個人的な話が中心になってしまいましたが、結論をまとめると以下になります。
安全な道なんて存在しない
結果的に、生涯健康でお金にも困らず、幸せに生きてこれたという方もいるかもしれない。
不幸なことに事故に巻き込まれてしまい、不自由な人生を余儀なくされた方もいるかも知れない。
そんな世界に、保障された安全な道なんて存在するでしょうか?
「いつか〇〇がしてみたい」なんて願望は、今すぐ自分の意思で掴みにいかないと、間違いなく後悔します。
30代だろうが60代だろうが、心のままに選択して、挑戦を繰り返してみませんか。
他人にどう思われようが、自分がやりたくて選んだことが間違っているわけはないのですから。
保身に縛られて、本来の自分を見失っている方の参考になれば幸いです。