【日記】なりたい自分になる vol.13|心の貧しさについて

【日記】なりたい自分になる vol.13|心の貧しさについて

前回の日記ではお金の価値観について書きました。

【日記】なりたい自分になる vol.12|お金の価値観について【日記】なりたい自分になる vol.12|お金の価値観について

今回はその記事の最後に触れた『心の貧しさ』について話していきます。

解放感と退屈感

猫

2020年3月中旬より約半月ほど、ニート生活を送っていました。

それまで勤めていた仕事に倦怠感を感じ始め『本当に自分がやりたいことを探そう!!』というリスタート的な退職でした。

最初の1週間ほどは解放感に酔いしれる日々。

前職は3日に1回24時間拘束される仕事だったため、どうしても不規則な生活を余儀なくされていたんです。

そもそも過去の仕事もほとんど夜勤が中心だった。

考えてみれば20代からはずっと昼夜逆転生活を送っていたんだなって気付きました。

夜に寝て、朝に起きれる。

そんな当たり前の日々を約16年ぶりに経験して、本当に贅沢だなと感じた。

贅沢な時間も束の間…

予定のない白紙の時間を贅沢に楽しめたのも2週間程度。

次第に暇な時間が増えていき、定期的な運動をする事すらも面倒くさくなっていきました。

そして考える事は当初の『本当に自分がやりたいことを探そう!!』から脱線。

『自分は何のために生きているのだろう?』という答えのない沼に足を突っ込んでしまう事になってしまいました。

暇すぎる危険性
人は暇になるとネガティブで余計な事ばかりを考えてしまう

この時気付いてしまったんです。

  • 本当にやりたいことなんて探して見つけるようなものじゃない。
  • 生きることにそもそも深い意味なんてない。
  • 人は変化し続けることでしか、退屈から逃れることはできない。

心の貧しさから解放されるには?

猫

じゃあ人はどうしたら心の貧しさから解放できるのか?

これは完全に個人的な解釈のため正解不正解で決められるようなことではないですが、ざっくりと2つに絞りました。

  • 他人と自分を比べない環境作り
  • 人生に意味は求めない

他人と自分を比べない環境作り

年齢とともに人の視野はどんどん広くなります。

最初は家族との生活が世界の中心となり、学校に通うと校内が世界の中心となる。

そして大人になるとオープンワールドに放り込まれる。

どんな人生にしようが自分の自由。

仕事に生きる、遊びに生きる、夢に生きる、ひっそり生きる、何一つ間違いなんてないんです。

でも大半は競争世界の住民。

他人より優秀に、他人より金持ちに、他人よりお洒落に、他人より人気者に。

もちろん自分もその中で『結果』のために必死で生きてきました。

もっと金を稼がなきゃ…もっと知名度をあげなきゃ…もっと結果を積み上げなきゃと。

行き着いた先は『ただただ疲れた』

20代はバンドで売れるために人を集めたかった。

30代は結婚して家庭のため金を集めたかった。

30代後半からは知名度のため、SNSでとにかく数字が欲しくて必死に頑張っていました。

なんでこんなに必死なんだろう?

自分は誰と競争しているんだろう?という感情が次第に強くなり、その原因は『他人よりもっと』という出世欲だと気付きました。

しかし上には上が山ほどいる世の中

SNSではそれが戦闘力かのごとく公に数字化されてるんです。

なんであの人はこんなに人気なんだろう?

なんで『おなかすいた〜』とかしか言ってない人がこんなに人気なんだろう?

自分自身は全て分析・研究のつもりでした。

でも心の奥にはちゃんと嫉妬が溜まり続けていたんです。

『これ以上他人と自分を比較するのはやめよう』

そう思い立ち、Twitterアプリは消去しました。

代わりに、タイムラインを見なくても投稿だけできるアプリで記録用・イベント告知用として使用しています。

【SNS疲れ】悩むならやめた方が良い|Twitterはガチらなくても困らない【SNS疲れ】悩むならやめた方が良い|Twitterはガチらなくても困らない

他人と自分を比べることが人の悩みの始まりでもあり、挑戦でもある。

比べることをやめれば悩みはなくなるが成長はどうなのだろう?

その答えはこれから見つけていきます。

人生に意味は求めない

今回のように前職で倦怠感を感じて仕事を辞めても、その先にはまた新たな倦怠感が待ち受けています。

ここから分かったこと、それが『人生に意味は求めない』ということです

言葉だけ見ると暗そうですが、前向きな意味で『期待しない』ということ。

言ってしまえば今回の退職は環境を変えるための選択でしかなかった。

『辞めれば問題が解決する』わけではありません。

そこから新たな選択肢が生まれるだけ。

  • 辞めれば人生が変わると思っていた
  • 自分の本当にやりたいことが見つかると思っていた
  • 自由になれると思っていた

残念ながら全て空想です

現実は収入がなくなる、暇になる、選択肢は増えるということだけ。

ここで立ち止まれば転落人生まっしぐらですから。

それも踏まえて、意味を探す必要なんてないんです。

もっとシンプルに、環境を変えたかったから退職という選択をしただけ。

また別の環境で仕事をして、環境を変えたくなったらやめればいい。

特に意味はなくていいんだと思います。

意味を考えると多分病みます。

人生は1日1日がゲームでしかない。

きっとそれくらいが丁度いいんです。

意味のない人生を優雅に生きる

猫

約半月のニート生活は本当に良き体験となりました。

以前よりさらに思考をクリアにし、より自分のために時間が使えるようになったと思います。

金銭的には追い込まれることとなりましたが、自分の歩幅で軌道修正していきます。

引き続き、ブログは毎日書き続けます。

息抜きとして今回のように無益な一個人のつぶやきも書いていくので、楽しみにしていただけたら幸いです。

長々とお付合いいただき、ありがとうございます。

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