迷ったときは初心に帰る。数字や評価を気にしたときに思い出したい3つの事。

2019年5月半ばから

・物はミニマム(少なく)
・思考はシンプル(単純に)
・暮らしはスロー(ゆっくりと)

という自分なりの生き方改革をしてきました。

ここ最近、ふと本来の目的は何だったんだろう??と考える機会が増えてきたので、たまには初心に帰ろうと思う今日この頃です。
 

数字ばかりの世に埋まる

 
椎名林檎さんの『月に負け犬』という曲があるんですが、僕の大好きな曲です。

2000年3月31日に発売された2ndアルバム『勝訴ストリップ』に収録されています。

その歌詞の中にあるこの言葉。

数字ばかりの世に埋まる

今の時代でも全く色褪せることのない一言ですよね。

いつの時代でも人は数字によって物事の価値を決める傾向があります

評価が高いから、人気があるから、みんなが良いって言うから…

ツイッターなんかで言えば、『いいね!』が多いから良いツイートなんだ!と。

もちろん、多くの人に評価されているという事は、良くも悪くも注目されている内容ということには間違いないでしょう。

かと言って『みんなが良いって思ってるなら私も!』というのはどうなんだろうか?と考えさせられます。

僕自身、何度も経験があります。

欲しいものがあるとき、まずはレビューを確認します。

可能な限り人気があり、評価されている商品を厳選し、そこからさらに総合評価が高い物を選び『みんなが言うんだから間違いない!』そう思いながら購入ボタンをクリックしてしまう。

実際商品が届いたときにも同じ事を思います。

評判通りの物だったなと。

これは自分によって選んだのか?それとも選ばされたのか?

今では出来る限り、自分の目で見たり、手にとってみたりという昔ながらの購買選択にも気を向けています。

今一度、自分による選択と向き合ってみると自分らしさを再確認できますよ。
 

他人の評価を気にしない

 
僕の悪い癖でもあるんですが、評価を気にするあまり、言葉を選びすぎてしまいがちです。

最初の頃は今の生活を個人の記録くらいの気持ちでSNSやブログで発信していたんですが、いつの間にか形が変わってしまいました。

誰に見られているか分からないわけだから、出来る限り誰が見ても理解できるような言葉を選んでいかないと…そう考えるようになっていましたね。

これが間違っているとは言いません。

現に僕は記事を書く事も仕事の一環にしようと考えて今に至っているので。

その中で自分に出来るオリジナリティを追求している最中です。

これから先、昔のようにまたフランクな記事になるかもしれないし、さらに堅苦しい記事になるかもしれない。

しかし自分が発信したそれをどう受け取ってもらえるかは形にしてみないと分かりません

人目を気にして何もしないのは一番勿体無いですから。

心の赴くままに自分を表現することを忘れずに。

形が変わってもそれだって新しい可能性を持った自分だと割り切りましょう。

一人として同じ人間がいないように、一つとして同じ自分だっていなかったりするんじゃないでしょうか?
 

改めて自分と向き合うための時間を作る

 
何で今こんなに頑張ってるんだろ?
と我に帰ってしまう瞬間というのは誰にでも一度は経験があるでしょう。

そういうときは決まって迷いがあるときです。

・少し辛く感じている。
・今を楽しいと思えなくなっている。

迷いの理由や種類は様々です。

そんなときは、無理に足を進めるのではなく思い切って立ち止まり、初心に帰りましょう。

そして一番最初に頑張ろうって思えたときの自分の感覚を改めて再現してみるといいです。

僕は物や事を減らした事でお金や時間に余裕を作り、毎日をゆっくりと楽しみたいというのが当初の目的でした。

それがせっかく時間に余裕が出来たのに、新たな目的のためにほとんど奪われつつありました。

目的って知らず知らずのうちに脱線してしまうんだなと僕自身も改めて思いました。

以上を踏まえて…

自分の心に見合った豊かさを改めて見直す事で、当初の目的を再確認し、その重要性を意識したまま新しい一歩を踏み出せるようになる。

 
迷ったときは初心に帰る。

焦らず自分のペースで踏み出していきましょう。

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