こんな言葉を見たり聞いたりした事はあるでしょうか??
心が変われば 態度が変わる
態度が変われば 行動が変わる
行動が変われば 習慣が変わる
習慣が変われば 人格が変わる
人格が変われば 運命が変わる
運命が変われば 人生が変わる
ネット上でもよく目にする名言ですが、由来についてははっきりしていません。
ヒンズー教、ウィリアム・ジェームズ、といった宗教や人物が検索上では引っかかっています。
個人的にも非常に好きな言葉です。
この言葉にもあるように、心の変化→態度の変化→行動の変化…と順序をもって自分を変える事で、初めて人生を変える事が出来るということ。
この言葉からもあるように、まずは心構えを変える事が自分を変える上で不可欠だということが分かります。
ポジティブ言葉で心が変わる。
上記の名言では心が変われば〜から始まっていますが、そもそも心を変えるにはどうしたらいいの?という話になります。
それは『ポジティブ言葉を使う』です。
実はこの名言を見たとき最初に思ったのは、心ってそんな簡単に変わるものなのか?ということ。
一番馴染みのあるシチュエーションとして、人が変わる瞬間っていうのは『感動・衝動』によるものだと思います。
けれど、これってすでに心が変わった状態なんですよね。
しかし感動というのはそう都合よく出会えるものでもないです。
おそらく、環境次第では人生において数えられる程度しか心が変わるほどの感動には出会わない人もいるかと思います。
そんな瞬間を只々待つ…というのはあまりにも他力本願ではないでしょうか。
そこで、もし別の方法があるのだとしたら…という数ある方法の一つとして『言葉』をチョイスしてみました。
初めに言葉ありき
『新約聖書』ヨハネによる福音書で有名なこの言葉。
要は言葉とは神である。
ということだそうですが、今回はその辺の話ではなく、言霊について…すなわち、言葉には命が宿っているという話です。
とは言っても、正直僕にも言葉にどこまで秘めたる力があるのか?ということは計り知れません。
そもそも言葉は言葉でしかない、とさえも捉えることもできます。
実際に実験もされている。
信じるか信じないかは別として、IKEAのこんな実験例も話題になりました。
ポジティブな言葉を浴びせられた植物と、ネガティブな言葉を浴びせられた植物。
同じように育てたにも関わらず、ネガティブな言葉を受けた植物は全く元気がなくなってしまったという実験結果に。
植物ですらこんな状況ですが、仮に一般家庭においても全く同じことが言えるのではないでしょうか?
ポジティブな会話で溢れた家庭と、ネガティブな会話で溢れた家庭。
どちらの方が幸福度が高く明るい家庭ですか?というのは質問するまでもないでしょう。
自身の行動にも影響する
同様に『自分には何も出来やしない』と自分の心に言い続けたら、おそらく本当に何も出来なくなります。
逆に『必ずやり遂げてみせる』と言い続けられたなら、それは限りなく高い可能性で実現されるでしょう。
しかし、大概は前者の方が多いのが事実です。
僕も29歳のとき、一つの夢を諦めています。
その時に心に言ってた言葉は『これでダメならもう諦めよう』
もちろん区切りをつける、というのは決して間違った選択ではありません。
しかし、このような失敗の瞬間でも『違う方法を考えよう』と自分に言い続けられた人達が大なり小なり何かを成し遂げている人達なのでしょう。
トーマス・エジソンはこう表現しています。
私は失敗したことがない。
ただ1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
1万回、うまくいかなかった事実を失敗と表現するか、うまくいかない方法を見つけたと表現するか。
同じ行動でも意味合いは全く別物になってしまうわけです。
言葉には心を変える力がある。
もし自分を変えたい!!と思っているのになかなか行動に出来ないのであれば、まずは言葉から変えてみましょう。
行動にできない理由は一つだけです。
自分には無理だという言葉が心に留まっているから。
言葉が変われば心が変わります。
うまくいかなかったときは、それこそエジソンの言葉を借りましょう。
うまくいかない方法を見つけただけだと。
別に自分には出来る!!と思う必要は一切ないんです。
無理な意気込みは逆効果です。
言葉を変えるというより、ニュアンスを変えると言った方が正しいかもしれません。
同じ行動を意味する言葉をポジティブ言葉に変換させる。
『私には無理』ではなく『慣れてないから当たり前』としましょう。
『自信がない』ではなく『面白いか、つまらないか』を判断すればいいだけのこと。
もし心が変わって行動に出来たのならば、次はぜひこの記事も読んでみて下さい。↓
続かない原因は目標が高すぎるだけ!行動を習慣化するコツは心構えの見直しと、小さい目標を立てることから。自分を変えられるのは自分だけです。