【ミニマリスト】自分にとっての無駄を省く本当の理由

人は無意識に競い合ってしまう生き物です。

似たような目標を持った他人を見つけてしまうと『自分も負けてられない!!』と思ったりしないでしょうか??

自分はありました。

モノを減らし始めた頃…『もっとモノを減らさなきゃ!!』

とモノの少ない暮らしをする人達と自分を比べて、さらに減らしては

『じぶんはまだまだ…』

と、勝手に落ち込んでしまったり。

何でもかんでも減らせばいいというわけでもないです。

もちろん、目標とする人がいることは良いことです。

ですが、自分自身が暮らしやすい生き方を目指すわけですから、競い合う必要は全くないです。

『自分は自分』

という事だけは一つの基準にしておくべきです。

ずっと好きだった事まで犠牲にする必要はない。

モノを減らしていくと様々な物事が不要に思えてきます。

それこそ、最低限の生活が出来ればそれでいい…とさえ思えてきます。

そこで陥るのが本当の意味で何も持たなくなること

その後に残るのは単なる虚無感です。

モノの少ない暮らしをしている人達は無理に減らしているわけではないんです。

自分が好きな物事はちゃんと残しています。

目標や生き甲斐を手放してまで身軽になる必要はありません。

競い合うものでもないので、無意味にモノを減らすのは今すぐにやめましょう。

人のモノには手を出さない。

ニワ家は自分、嫁、猫2匹家族ですが、最初はとにかく失敗ばかりでした。

部屋をスッキリさせたいからという理由で、家族のモノすら次から次へと手放しました。

結果『〜がない!!まだ使ってたのに!!』と。

危うく離婚する一歩手前まで喧嘩する羽目になりました。

一人暮らしの方は気にする必要もないですが、家族がいる方はどんな理由があっても必ず自分のモノだけ手放すようにして下さい。

自分にとっての必要ないモノが相手にとっても必要ないモノとは限りません。

まずは話し合いましょう。

ウチではそれ以来、お互いのモノを各部屋に分けて保管するようにしました。

そうする事で視覚的にも、どれだけ自分のモノがあるのか?

相手のモノがあるのか?を把握できます。

間違って相手のモノを手放す事もなくなり、自分自身でモノと向き合う事もできるので効果的です。

争ってまでモノを減らす行為は、単なる傲慢になってしまいます。

ほんの少しの無駄も必要。

本当に必要なモノにこだわり過ぎてしまう事が逆効果な場合もあります。

例えば、ゲームで遊ぶ、コーヒーを淹れる、友人と酒を飲む、ライブに行く、ドライブに行く、外食する。

これらは自分のライフスタイル上、欠かせないイベントです。

しかし、それぞれ興味のない人にとっては無駄な事でしかありません。

ゲームに興味のない人、コーヒーや酒を飲まない人、音楽を聴かない人、車を運転しない人、節約家で自炊のみの人。

極論として全て無駄なんだから必要ないと判断してしまうのは大きな間違いです。

なぜ無駄を省くのか??

モノを減らしたり、無駄を省くというのは単に身軽になる手段というわけではありません。

本当に大切なモノを、大切にしたいからこそ無駄なモノを手放すんです。

そうして残ったモノは自分にとってかけがえのないモノだと胸を張って言えると思います。

世の中は本当に便利で魅力的なモノで溢れています。

人はそれらをなんとなく便利だから、またはステータスのため、所持欲を満たすためと、様々な理由で求めます。

そんな時にこそ、少しだけ考えるようにしてみてください。

・それは本当に今すぐに必要か?

・本当にこれからも大切にしていきたい物事であるか??

本当に大切なモノだけに囲まれた暮らし作りを目指して、自分自身も日々精進していきます。

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