忙しい毎日に苛立つ日々…日本人はとくに忙しいです。
都内の通勤ラッシュはまるでマラソン大会のように、我先にと電車から電車へ走り乗り継ぐ人達。
仕事やノルマ、時間に追われる毎日。
その感覚…日常生活にも伝染してはいないでしょうか??
たまには忙しい毎日を忘れて、じっくりとコーヒーを淹れてみるのも悪くないと思います。
キッカケは唐突に…
実は生活改心を始めると同時に、コーヒーをハンドドリップで淹れるようにもなりました。
そのキッカケも突然で、とある雑貨屋さんの雰囲気に魅せられて思いのままに店内へ。
※撮影許可を頂きました。
参考 山田屋の家庭用品山田屋の家庭用品:松戸駅から徒歩3分。棕櫚箒や荒物の家庭用品から、キッチン、インテリア雑貨などを取り扱うセレクトショップ.そこに置いたあったコーヒーカラフェセットとコーヒーケトルに一目惚れし、即購入させていただきました。
少し補足させてもらいます。
HARIO(ハリオ) V60ドリップケトル ヘアラインシルバー 800ml
見た目も良く、コンパクトで使いやすい。
沸騰した際に蒸気口からお湯が溢れてしまいます。
コーヒー2杯分くらいを沸かすのが最適です。
ステンレス製、丸み好きな方にはそそられるシルエットですね。
KINTO(キント)SCS コーヒーカラフェセット2杯用
一般的に知られているペーパードリップと違い、ステンレスフィルター使用のカラフェセット。
SLOW COFFEE STYLE
このネーミングにも惹かれました。
参考までにこちらがペーパードリップです。
ペーパードリップの場合、コーヒー豆に存在する油分を濾過してスッキリしたコーヒーを抽出できます。
一方、ステンレスフィルターは旨味成分である油分もそのままダイレクトに抽出します。
いわゆるコーヒーのコクが抽出できるのが特徴です。
HARIO (ハリオ) V60 01 透過 コーヒードリッパー クリア
ペーパー用のドリッパーはこちらを使用しています。
曲線美が綺麗で見た目に一目惚れしました。
いつもならネットで調べて、レビューなどを確認したりするんですが、こちらのコーヒーセットに関してはレビューや値段を全く気にせず即購入。
その時にも思ったんですが、やはり買い物は自分が気に入った物を他人の評価ではなく、自分の意思で選んだ方が間違いなく愛着が持てます。
久しぶりの他人の評価に流されない買い物は気持ちが良かったです。
手間を楽しむ
ハンドドリップって、結構手間がかかるんです。
お湯を沸かすところから考えても、1杯のコーヒーを淹れるのに5分〜10分はかかるかと思います。
普通ならそんなことしなくても最近じゃコンビニでも買える。
最悪缶コーヒーでも十分、と思うのが一般的かもしれないです。
世の中は便利になりました。
便利が故に時間も節約できているはず。
ハンドドリップコーヒー5分。
コンビニのコーヒーマシン30秒。
その差は歴然です。
それでもなぜ時間が足りない…と思う人が後を絶たないのか??
それは時短と共に余白も失っているから。
せっかく時短出来ても、その余白まで予定で埋めてしまったらそれは忙しいし、苛立つに決まっています。
そして、大体の人はその余白の楽しみ方すら忘れてしまっています。
結果、余白が『暇つぶし』によって埋められてしまうなんてことも日常茶飯事。
余白時間は心を休める唯一の時間。
ハンドドリップを続けていると、コーヒー豆にも気を使うようになりました。
当然コーヒー初心者の自分には、コーヒー豆が生鮮食品だという事実すらも知りませんでした。
それ以来コーヒー豆はコーヒー豆専門店いわゆる自家焙煎珈琲を購入するようになりました。
※撮影許可を頂きました。
コーヒー豆を購入して自分で挽くので、さらにコーヒーを淹れる時間が長くなります。
電動式でももちろん構わないですが、自分は手動式を選びました。
Kalita(カリタ)手挽きクラシックミル
もちろん一目惚れです。
挽くためだけでなく、インテリアとしての見た目も◎
自分で挽く楽しさを存分に味わえます。
挽きたてのコーヒー豆は香りが格段に違う
部屋中に広がるコーヒーの香りは心も落ち着かせてくれます。
ここまでくると手間も手間と感じることも無くなります。
より新鮮なコーヒーを、自分で作る楽しみ。
コーヒーをじっくり抽出する心のゆとりも養うことができます。
急いで作ったコーヒーは決して美味しくはなりません。
心のゆとりが、コーヒーの出来にも反映されます。
以前、実家に帰った際も家族に手作りコーヒーを振る舞いました。
また、職場のコーヒーマシンが故障した際にも、一部のお客様に手作りコーヒーを提供させていただきました。
じっくりコーヒーを作る習慣が、人のためにという余裕も与えてくれました。
時間の余白をじっくり楽しむ。
そんな心のゆとりを養う習慣作りとして手作りコーヒーはオススメです。