言葉はニュアンス次第でいくらでも伝わり方が変わります。
知らず知らずのうちに言い訳癖がついている方はネガティブになったり相手から信頼されなかったりと損するケースも多くなるんです。
言葉のニュアンス
極端な例えにはなりますが、翌日の宿題を終えずに登校したとします。
『やれませんでした』と『やりませんでした』
本記事では
前者を『言い訳癖』、後者を『言い切り癖』
という表現で分けて説明していきます。
言い訳癖は不利
『言い訳癖』というのは基本的に口実前提での言い回しになるため、かなり不利な言葉なんです。
『やれなかった』というあたかも自分のせいではない、自分本意ではない、遠回しに『環境に問題のせいで…』と言っているようなニュアンスになります。
後ろめたいネガティブな気持ちになる上、相手には『偏屈』なイメージを与えてしまいます。
言い切り癖は素直で受け入れやすい
それに対して『言い切り癖』は説明前提での言い回しになるため、相手に理解を示す会話を提示させる事が出来ます。
『やらなかった』という自ら選んだ選択、自分本意であり、環境のせいではなく自分が望んだ結果というニュアンスになります。
前向きでポジティブな発言なため、相手にとっても『言い切り癖』の言い回しの方が『素直』として受け取ってもらえるでしょう。
言い訳癖『すいません、やれませんでした』
言い切り癖『すいません、やりませんでした』
たった一文字の違いで相手に与える印象はだいぶ変わってきますよね。
言い訳癖には成長がない
言い訳癖はほぼノーメリットです。
自分は悪くないという自己肯定で完結してしまうので、考えることすら否定してしまいます。
考えることをやめるということは変化すらも認めないということ。
『自分はこういう人間だから…』
言い訳癖は負の連鎖を生み出すので、できる限り減らしていきましょう。
変えるのは言葉だけでいいんです。
気持ちは後からついてきます。
シンプルに2択と考える
僕にとって言い訳は第3の選択肢と考えています。
誘いを断る場合として『行く』か『行かない』かという2つの言い切り癖。
そして第3として『行けたら』という言い訳癖。
第3の選択肢は今すぐ手放しましょう。
僕の好きな『夢を叶える像』という本の中に好きな言葉があります。
期待=言い訳として捉えてください。
『〜ができたら』『〜だったなら』
期待や言い訳は使うほど自分自身への過小評価としてどんどん蓄積していきます。
そして期待している限り、言い訳している限りは現実を変えることは出来ません。
変えられないというのは言葉による妄想でしかない
思い込みは最大の敵と言われているように、言い訳というのは単なるネガティブな言葉でしかありません。
僕自身こんなことを書いてはいるものの、実際にはまだまだ言い訳してしまうことも多々あります。
全ての言い訳癖を手放すのは人としてかなり難易度が高いですから。
なのでたった1つからでも構いません。
言い訳や期待に染まってしまうのではなく、時には言い切ってしまう勇気を忘れずに。
その言い切り癖が自分の発言として確実に一歩、現実を変えるキッカケになります。
言い切り癖で前向きなポジティブライフを自分のペースで作っていきましょう。