【ギター超初心者向け】Fコードも使わない!本当に簡単な曲でコード弾きを解説します!!

【ギター超初心者向け】Fコードも使わない!本当に簡単な曲でコード弾きを解説します!!

ギター初心者あるあるとして「Fコードが弾けない…」「難しすぎてすぐ飽きる…」といった声をよく聞きます。

Fコードに関しては、筆者も挫折した経験があります。

当時は気合いで乗り越えましたが、もしもっと簡単練習方法があるなら…それに越したことはないですよね?

今回は本当に簡単な曲を用意して、初めてギターを弾く方に向けた解説をしていきます

Fコードも使わない!本当に簡単な曲

本当に簡単な曲ってどんな曲かなぁ?」と真剣に考えて、今回はある一曲をチョイスしました。

Michelle Branch(ミッシェル・ブランチ)の「All you wanted」です。

なんかいきなり難しそうなフレーズに聴こえるんだけど…」と思うかもしれませんが安心してください。

いきなりそのままコピーしろと言うわけではないです。

この曲をチョイスした理由は以下の理由となっています。

  • Fコードは一切使わない!
  • 曲調がシンプルで覚えるコードが簡単かつ少ない
  • 様々な曲で応用できるコード進行でもある

 

Fコードは一切使わない!

Fコードは一切使わない!

まず安心してほしいのは、難関コードのFコードは使用しません。

ギターを弾く以上、将来的には乗り越えなきゃいけない壁ではあるんですが、飽きちゃったら意味ないですからね。

ただ…代わりに「カポタスト」が必要です。

これは演奏する曲を弾きやすくする上で超重要なアイテムなんです。

例えば「キーがCの曲を、歌いにくいからC#にしたい」なんて場合には、1フレットに装着するだけで、コードの押さえ方を変えずに転調できるわけです。

超定番の使いやすさで知られる「Kyser KG6B ギターカポタスト」をリンクとして紹介しておきます。

 

覚えるコードが簡単かつ少ない

覚えるコードが簡単かつ少ない

実際にミッシェルブランチの曲ではカポを1フレットに装着して演奏するわけですが、Aメロからサビにかけて使用するコードはたったの4つです

1フレットにカポをつけた状態で「Em、D、C、G」のみを使用して、サビまで弾くことが出来てしまうんです。

途中展開が変わるCメロでは2つほど別のコードも登場しますが、一度きりなので大きな難関ではないです。

 

様々な曲で応用できるコード進行でもある

様々な曲で応用できるコード進行でもある

今回は深く説明しませんが、この曲で使われているコード進行を覚えるだけでも、様々な曲で応用することが可能です

大袈裟に言ってしまえば、この曲のコード弾きを覚えれば数十曲は何となく弾けるということになるわけです。

有名な曲で言えば、先ほど紹介した「Em、D、C、G」は、初心者にオススメの練習曲としてよく登場するスピッツの「チェリー」のサビメロでも使用されています。

厳密に言えばキーは異なるので、5カポにして同じコードフォームで弾けば…チェリーのサビメロにも対応できるというわけです

そう考えると、ちょっとモチベーションも上がってきますよね。

早速簡単に弾き方を解説していきます!

そのまま引く必要は一切なし!!超簡単にアレンジしましょう!

そのまま引く必要は一切なし!!超簡単にアレンジしましょう!

実際には綺麗なアルペジオフレーズから曲が始まりますが、気にせずコード弾きに全集中していきます

コード進行は「Em、D、C、G」となっていて、2拍ずつコードが変わるため、いきなり曲に合わせるとやや早いかもしれません。

無理に曲のスピードに合わせる必要もないので、まずは自分のペースで上記コードを押さえて、ジャラーンと一回右手で弾くだけでOKです。

練習は焦らずゆっくり…
一つのコードを押さえて音を出す、コードを変えて音を出す…徐々にコードチェンジのスピードを上げていく…という流れです。

 

コードフォームも変えちゃいます

タブ譜が分からない方には理解しにくい画像かもしれませんが、少しお付き合いください。

一般的に知られている「Em、D、C、G」は大体こんな形になります。

コードフォームも変えちゃいます

タブ譜の読み方について
0が何も押さえていない状態で鳴らす音、今回の場合はカポの部分です。
 
2の部分はカポのフレットを0として、2番目のフレットを指で押さえて鳴らした音ということになります。
 
数字のない部分は鳴らさない音という形になっています。

これ、そのまま弾こうとしたら「やっぱ難しいじゃん…」ってなると思うんです。

そこで、超初心者のためにこんな形に変えてみました。

コードフォームも変えちゃいます

これなら、D以外は人差し指と中指をほんの少し変えるだけでコードチェンジは完了です。

かな〜り難易度下がったんじゃないでしょうか?

いまいちピンとこない方は、こちらの動画もご参考ください。

 

何で押さえる形が変わったのに同じコードなの??

 
この質問は、理論的な話や「厳密にはテンションが〜」という専門的な話が含まれるので、今回の記事内では省きます!

▼コードの押さえ方が変わっても大丈夫な理由や仕組みについての記事はこちら
【ギター超初心者向け】コードは簡単にアレンジしても大丈夫!理由や仕組みについて【ギター超初心者向け】コードは簡単にアレンジしても大丈夫!理由や仕組みについて

 
そしてタブ譜がよく分からなかった方はすいません…実際の指のポジションは以下のようになります

 

EmとD

EmとD
EmとD

Emは全ての弦の音を鳴らしても大丈夫ですが、Dだけは少し難しいんですよね…

写真のように、Dは5弦と6弦を鳴らさないように親指でそっと触れてミュートをする必要があるんです

ミュートについて

もし難しいなら最初は深く考えすぎず、5、6弦を鳴らさないように気を付けるだけでもOKです。

 

CとG

CとG
CとG

CとGに関しては中指が上下するだけなので、コード移動はかなりラクになっています。

ただ、CとGも少しだけミュートをする必要はあるんですが、Dに比べたら自然とできる形になっています。

Cの場合、6弦と4弦を鳴らないようにするんですが、4弦は中指が触れて自然と音が出なくなっているはず

ミュートについて

6弦は少しだけ中指が触れてミュートがかかっています。

また、Gの場合は中指が5弦に触れてミュートがかかります

ミュートについて

この感覚は少しずつ慣れていけば問題ないです。

サビは順番が変わるだけ!!

コードを覚えたらそのままサビメロを弾くことも可能です。

コードの順番は「Em、C、G、D」と、Dが後半に変わっただけ。

ここまで解説していて非常に申し訳ないんですが、サビの順番の方が簡単かもしれませんね…

Aメロで上手く弾けないと思った方は、サビの順番でもチャレンジしてみてください

 

超初心者には積極的に挑戦してもらいたい!!

超初心者には積極的に挑戦してもらいたい!!

今回はMichelle Branch(ミッシェル・ブランチ)の「All you wanted」を課題曲として、超初心者のための弾き方を解説してきました。

簡単とは言え、難関があるのは否めませんが、Fコードでつまずくよりはかなり難易度の低い弾き方になっています。

ここからさらに右手も意識した練習方法の記事も上げていく予定ですので、ぜひ自分のペースで練習してみてください。

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