ひとりインストバンドとして、数々の楽曲を配信しているbeco(騒音のない世界)
クオリティーの高いバンド系BGMを、1人で作成・演奏しているアーティストさんです。
今回は、そんなbecoさんの楽曲「ピースメン」のギターフレーズについて解説します。
ニワっち
- ご本人に許可を得ていますが、本人監修によるtab譜ではありません。
- あくまで個人的な耳コピによる解説となります。実際の音源・演奏とは異なる部分がありますので、ご了承ください。
ピースメン|beco(騒音のない世界)のギターフレーズ解説【楽譜(tab譜)付】
騒音のない世界の楽曲「ピースメン」は、疾走感のあるポップロック系な楽曲です。
メロディーラインは非常にシンプルですが、そのシンプルさを引き立たせる曲構成やアレンジが洗練されています。
ソロパートの難易度は低めなので、ギター中級者なら積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。
ニワっち
イントロ
ピースメンのイントロは、メロディアスなリフから始まります。
コードフォームがやや特殊ですが、2弦3弦の和音を主軸にベース音が変わっていくだけです。
ソロパートはハーフチョーキングを意識しよう!
バンドインからは、ソロパートも入ってきます。
とくに難しいポイントはありませんが、スライドやハーフチョーキングなど、絶妙なニュアンスに注意して弾きましょう。
Aメロ
Aメロも、ソロパートはシンプルな繰り返しフレーズとなっているため、フレーズさえ覚えてしまえば大きな問題はありません。
代わりに、バッキングパートの難易度はかなり高めになっています。
基本的にはコードフォームによる単音ミュート・和音フレーズですが、やや細かい弦跳びが多いです。
ニワっち
2Aメロはバッキングパターンに変化あり!
2Aでは、前半のみバッキングパターンが変化しています。
こちらも、弦跳びフレーズや空ミュートなど細かい表現がシビアです。
慣れないうちはゆっくり練習して、丁寧にピッキングできるようにしていきましょう。
Bメロ
Bメロは、バッキング・ソロパートともに難易度が低めです。
2Bメロのバッキングは難易度高め!
2Bでは、反対側のバッキングフレーズをコピーしています。
ソロパートの合間にリードフレーズを入れたフレーズですが、ややテンポの速いハンマリングを多用しているので、焦らず弾けるように練習しましょう。
サビメロ
サビメロは、ハイフレットを使ったペンタスケールのソロとなっています。
バッキングパートは、パワーコードを使ったオーソドックスなプレイなので、初心者のバッキング練習に最適です。
ラスト小節のみ、拍数が1拍増えているので、リズムキープが崩れないように注意してください。
2サビはバッキングパートを変えている
2サビでは、もう1つのバッキングをコピーしました。
こちらはやや難易度が上がっていて、アクセントの効いたコードバッキングとなります。
ニワっち
Cメロ
2サビ後のCメロは、白玉系コードと大人しいソロパートのセクションとなります。
白玉系コードは、コードチェンジと音を鳴らすタイミングがシビアです。
ニワっち
ラスサビ前のセクションの拍数に要注意!
Cメロのラストは、小節数がかなり特殊です。
ニワっち
アウトロ
アウトロの最初は、イントロやブリッジパートと変化はありません。
ラスト8小節のみ、パワーコードバッキングと和音フレーズをコピーして弾いています。
ニワっち
ピースメン|beco(騒音のない世界)の難易度やポイント
ピースメンは、騒音のない世界の楽曲のなかでは難易度が低めです。
とくにソロパートは、ほとんど難しいテクニックを使用していないので、ギター初心者から中級者くらいの人であればチャレンジしやすいでしょう。
代わりに、バッキングパートはやや難易度が高くなっています。
騒音のない世界のサブスク・ダウンロードに関して
becoさんは、ひとりインストバンド「騒音のない世界」として、音楽活動をしています。
主な活動内容は、以下のとおりです。
- 素材利用可能な楽曲の無料配信
- 定額制の音楽配信サービスへの楽曲配信
- 楽曲の販売
楽曲は、becoさんの公式ページよりダウンロードが可能です。
ただし、無料で利用できるのはSoundCloudからダウンロードできる楽曲のみとなります。
また、定額制音楽配信サービスや、iTunes Storeなどの音楽配信サービスでも配信されています。
以下のリンクより、ご確認ください。
▼公式Webサイトはこちらから。
参考
騒音のない世界 公式Webサイト騒音のない世界
まとめ:ピースメンでバッキング精度を鍛えよう!
今回は、騒音のない世界の楽曲「ピースメン」を、ソロ・バッキングパートのtab譜とともに紹介しました。
ピースメンは、個人的にもお気に入りな楽曲の1つで、構成やノリ、アレンジセンスがとても好きです。
「難しいことをしなくてもカッコイイ楽曲が弾ける」というお手本のような曲なので、ぜひソロ・バッキングパートともにチャレンジしてみてください。
ニワっち
出来る限りのアドバイスをさせていただきます。