電脳都市にて｜騒音のない世界のギターフレーズ解説【楽譜（tab譜）付】

ひとりインストバンドとして、数々の楽曲を配信している「騒音のない世界」のbecoさん。

クオリティーの高いバンド系BGMを、1人で作成・演奏しているアーティストさんです。

今回は、そんなbecoさんの楽曲「電脳都市にて」のギターフレーズについて解説します。

電脳都市にて｜beco（騒音のない世界）のギターフレーズ解説【楽譜（tab譜）付】

騒音のない世界の楽曲「電脳都市にて」は、2019年10月に配信されました。

ミディアムテンポですが、休符や音符の長さに気を付けないと原曲のようなニュアンスに近づけません。

イントロ

イントロ頭4小節は、鍵盤パートでお休みです。

とくに難しいフレーズではありませんが、絶妙なニュアンスとして短音ミュート（XXの部分）が入っているので、音源をよく聴いて雰囲気を掴んでください。

Aメロ

Aメロの頭8小節は、ループフレーズになっています。それぞれ、4小節目8小節目だけフレーズが変わるので注意してください。

後半も、ペンタ中心のオーソドックスなフレージングですが、イントロのような短音ミュートやスライドを多用しています。

Bメロ

Bメロは、9フレットから12フレットのみで完結しているフレーズです。それぞれ、9フレ人差し指、10フレ中指、11フレ薬指、12フレ小指と割り振って弾くと良いでしょう。

右手はオルタネイトピッキングを意識すると、よりリズムが安定します。

2Bメロはフレージングが異なるので注意！

2Bメロは、全く異なるフレーズとなっています。

サビメロ

サビメロも、Bメロ同様にオルタネイトピッキングを意識すると、リズムキープが安定します。

運指はハンマリングやスライドによって、臨機応変に変えると良いでしょう。

サビメロは全部で3回登場しますが、どれもフレーズは変わりません。1パターンだけ覚えれば全部弾けるので、難易度は低めです。

ブリッジ１〜３

最初のブリッジは、ボリューム奏法で弾いています。

ストラトなら右手簡単にできますが、もしボリュームを変えるのが難しい場合は、ボリュームペダルを使うのも1つの方法です。

ブリッジ２〜３は指弾きアレンジ

ブリッジ2〜3は、実際の音源ではギターフレーズが少ないため、アレンジフレーズを加えました。

2ブリッジは、3和音系の指弾きコードです。基本的には、親指でルート音、人差し指と中指で和音を弾いています。

3ブリッジは、人差し指と中指だけを使って、5弦4弦フォームで弾いています。

105小節目からは、スタッカートで音符を短く切って演奏しました。

アウトロ

アウトロも、アレンジによる指弾きフレーズです。

2ブリッジと同じ和音コードですが、アルペジオフレーズになっている点にだけ注意してコピーしましょう。

電脳都市にて｜beco（騒音のない世界）の難易度やポイント

騒音のない世界の「電脳都市にて」は、becoさんの全楽曲のなかでは難易度が低めです。

フレーズ自体はスタンダードなペンタトニックスケールが中心なので、覚えやすいでしょう。

ただし、音数が少ない分、リズムキープがシビアです。感情的に弾くより、機械的にリズムキープを意識するようにすると、音源に馴染みやすいです。

騒音のない世界のサブスク・ダウンロードに関して

出典：騒音のない世界｜公式Webサイト

becoさんは、ひとりインストバンド「騒音のない世界」として、音楽活動をしています。

主な活動内容は、以下のとおりです。

楽曲は、becoさんの公式ページよりダウンロードが可能です。

ただし、無料で利用できるのはSoundCloudからダウンロードできる楽曲のみとなります。

また、定額制音楽配信サービスや、iTunes Storeなどの音楽配信サービスでも配信されています。

以下のリンクより、ご確認ください。

▼公式Webサイトはこちらから。
参考 騒音のない世界 公式Webサイト騒音のない世界

まとめ：電脳都市にてでリズム感を鍛えよう！

今回は、騒音のない世界の楽曲「電脳都市にて」について、弾いてみた動画とともにタブ譜解説をしました。

フレーズ自体の難易度は低めなので、ギター中級者くらいであればコピーしやすい難易度なのかなと感じます。

やや、細かいリズムキープが難しいので、オルタネイトピッキングのリズムトレーニングには最適です。

ぜひ、挑戦戦してみてください。

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