「最近ギターを始めたけど、基礎練習ってやっぱりやらなきゃいけないの?」
「ギターを弾くなら、自分の弾きたい曲が弾けるようになれればそれでいいんだけど…」
筆者の身近にもこのような疑問を持つ方がいたので、今回はギター基礎の必要性について話していきます。
ギターは基礎から始めなくても全然OK!!
まず個人的な結論から言うと、ギターは基礎から始めなくても全く問題ありません。
最も大きな理由は「飽きたら意味がないから」なんですよね…。
ギターに限った話ではなく、何事にも基礎ってあると思うんです。
料理だったりスポーツだったり歌を歌うことだったり…。
でも、料理をするときに「まずは基礎的なことから覚えなきゃ…」と言って包丁の握り方から料理を始める人って少ないんじゃないでしょうか?
最初は飽きないことから始めればいい!
筆者の経験上ですが、中学時代にバドミントン部に入って、半年近くひたすら素振りを続けた経験があります。
ぶっちゃけめちゃくちゃつまらなかったですね…。
あと、音楽の専門学校に通っていたときの話なんですが、ギター科からボーカル科に変更したいという相談を先生にしたことがあって。
衝撃的なことに「歌なんていつでも歌えるから習う必要なんて本当はないんだよね〜」と軽く言われてしまいました。
「ギターはプロから教われるんだし、どちらかと言えばギターを教わっておいた方がいいと思うよ〜」
いやいや…歌だってプロから教われるじゃん…と思いましたが、深くは突っ込まずにギター科に残りました。
結局はバンド活動に専念するようになって途中で辞めちゃったんですけどね。
ギターの基礎練習は目的に応じて始めればいい
あくまで基礎から始める必要はないという結論ではあるんですが「基礎練習をする必要はない?」と言われると、それはちょっと違ってきます。
基礎は目的に応じて練習すればいいんです。
- 弾きたい曲を練習してみる
- なんかよく分からない弾き方が出てきた
- ネット検索をして正式名称や弾き方を学ぶ
- 実際に練習してみる
こうして弾きたい曲から始めてみて、分からないことは調べて練習する。
これを繰り返しているとそのうち「もっと上手く弾けるようになりたい」という欲も出てきます。
目的のない基礎練習はあまり意味がない
最初から目的もなく基礎練習を始めても、何のための練習が分からないから応用も出来ないしつまらないはず。
仮にギターを始めて最初にドレミファソラシドを正確な運指とピッキングでメトロノームに合わせてひたすら練習したとする。
数ヶ月続ければ、それはもう綺麗な音で正確なドレミファソラシドが弾けるようになっているでしょう。
でも友人に「ギター弾けるんだね!何か弾いてみてよ!」と言われて披露できるのはドレミファソラシドだけというのも辛いですもんね。
基礎練習とはいえ、コード弾きの基礎が知りたいのか?ギターソロのテクニック基礎が知りたいのかによっても練習方法は大きく異なってきます。
弾きたい曲を演奏できるようになるために必要な基礎練習があるなら、そこから基礎練習に取り組んでみましょう。
まとめ:自分の目的のために基礎練習を取り入れていけばOK!!
プロとして活躍してる方のほとんどは、人一倍基礎練習もしているし、場数もたくさんこなしてきています。
上手い人は人一倍努力家か、ただただギターを弾くのが好きすぎて己を道を突き進んだ猛者であるかというだけ。
基礎が必要かどうか?というのは、自分の目指すべき目的に応じて決めていけばいいんです。
まずはせっかく手にしたギターで何をしたいのか?に集中して全力で楽しんじゃいましょう。
もし基礎的なことで知りたいことがあれば下記リンクなどもご参考ください。
【ギター超初心者向け】Fコードも使わない!本当に簡単な曲でコード弾きを解説します!! 【ギター初心者向け】チューニングの仕方や気をつける点について ギター初心者はエレキギターとアコギのどっちから始めるべき?種類や特徴、難易度について