家で使用しているプロジェクター用にPanasonicのシアターバーSC-HTB200-Kを購入しました。
安価なシアターバーですが、ギタリストとしての経歴もある筆者が使ってみた感想を書いていきます。
Panasonic シアターバー
SC-HTB200-K
本体のスペックについて。
サイズ | 幅450×高さ51×奥行135mm |
---|---|
重量 | 約1.6kg |
最大出力 | 80W |
使用ユニット | フロントスピーカー部:4×10cm コーン型×2 |
※HDMI、光端子、 Bluetoothに対応
ミニマルボディなシアターバー
サイズはとてもコンパクトで重量も比較的軽めです。
幅が45cmなので置き場所を好きなように考えることが出来ます。
シンプルすぎる機能性
音質設定はスタンダード、シネマ、ミュージックの3種類選択のみ。
それ以外の調節は音量調節とディマー(LEDの明るさ)調節だけ。
細かい設定とか分からないし、とりあえず繋げばOK!!というズボラ主義には扱いやすいでしょう。
小型スピーカーを格段にグレードアップ
プロジェクターに搭載されてる小型スピーカーだけでは低音が皆無でしたが、シアターバーをつけることで格段にグレードアップしました。
壁が極端に薄い賃貸のため、重低音が強すぎるスピーカーだと即苦情レベルです。
そういう意味では丁度いい具合に音質を向上してくれました。
補足:Bluetooth使用の音楽再生は文句なし!!
映像に合わせて使用した時には分からなかったんですが、スマホでBluetoothに繋いで音楽を再生させたら物凄くバランスの良いサウンドでした。
音楽再生機器として使用するなら文句なしのサウンドクオリティーです。
期待しすぎに要注意!!
とはいえ、小型で安価なシアターバーです。
「迫力が凄い!!」とか「超高音質!!」という感動があるわけではなく、シンプルに音質が良くなったという印象。
ここからは少し辛口にデメリットもまとめていきます。
- 値段相応の音質
- 音量調節は感覚的
- 無音が続くと自動停止
- 音質モード切り替えはほぼ意味ない
値段相応の音質
非常にバランスの良いサウンドではあるものの、物足りなさは否めない。
まるで映画館のような…といった迫力を求めるなら遠く及びません。
我が家ではプロジェクターの内臓スピーカーだけではあまりにも音質が良くなかったため、小さくで場所を取らない安価なサウンドバーが欲しかったという理由で購入しています。
小型スピーカーに比べたら格段に音質が良いのは間違いありませんが、期待しすぎは注意が必要です。
また、やや高音が弱くダイナミクスが強い傾向があります。
セリフが聴こえづらいからと音を上げすぎるとうるさいシーンで爆音になるなんてことも…。
音量調節は感覚的
これはかなり賛否両論ありそうですが、音量調節は数値化されていないため感覚調整。
どの程度音量が上がっているか?下がっているか?を視覚的に確認は出来ません。
やや不親切な設計になっています。
無音が続くと自動停止
デメリットというほどではないですが、音声信号が一定時間ないと自動停止します。
電源を入れてから起動するまでにややタイムラグがあるので、ちょっとしたストレスではあるという程度。
放置すれば勝手に停止するという意味ではメリットでもあります。
音質モード切り替えはほぼ意味がない
スタンダード、シネマ、ミュージックとモード切り替えは可能ですが、大きな差はほとんどありません。
シネマは低音が広がってほんのり迫力が増す程度。
ミュージックに関してはただ音がこもっただけ?という印象。
個人的には必要ない機能かなと感じました。
総合評価
値段★★★☆☆
サイズ感★★★★★
使用感★★☆☆☆
音質★★★☆☆
(別枠)音楽の心地よさ★★★★★★
シンプルなデザインと機能、そして場所を取らないサイズ感を重要視するなら有りかなという低コストなシアターバー
迫力のある音質を求めるのなら2〜3倍いい値段の物をチョイスした方が間違いないかもしれないです。
しかし、音楽再生に関しては程よいフラット感が相性抜群で家庭用再生機器としてはめちゃくちゃ良い!!
ぜひ参考にしてください。
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