ミニマリストという生き方と出会って9ヶ月。
自分なりに生きやすいライフスタイルを送れるようになりました。
働き過ぎず、浪費し過ぎず、所有し過ぎず…
いわゆる物欲を減らす事は出来ましたが、中にはなかなか減らせない欲もあります。
感謝とは裏腹な退屈欲
最初の頃は新鮮だったミニマルライフも、ある程度時間が経てば何気ない日常そのもの。
ふと、代わり映えのない朝を迎えたときに感じたのは『退屈だなぁ』という感情。
もちろん何気ない日々に感謝はしてる。
毎回同じ通勤路も、その日限りの空気感や空模様を感じ『今日も良い日だ』と心から思う。
それでも…感謝の気持ちとは裏腹に、フレッシュ感の維持は難しい。
この状態を自分は『怠惰の前兆』と呼んでいます。
『部屋の乱れは心の乱れ』と同様に、少し心が荒んでるときなんかに現れやすい欲です。
止まる事のない成長欲と承認欲求
時間やお金にゆとりを持ち、自己投資として運動や読書に励み、確実に成長を感じていた日々。
明らかに人として成長しているにも関わらず『まだまだ足りない』という欲も増えるばかり。
もっと成長できる。
もっと必要とされたい。
もっと結果を出したい。
そんな成長欲と共鳴するかのように存在する承認欲求。
一見悪いような言い方をしていますが、言い換えれば立派な向上心です。
しかし、これらもインアウトを続けないと『宝の持ち腐れ』でしかなくなったり『劣等感』といったネガティブ要素にもなり得ます。
行動を続ける
上記のような欲はほぼ無限大に増え続けるモノだと考えてもいいでしょう。
物質的な物とは違い、目に見えず増殖するので常にインアウトを意識しなければいけないんです。
ミニマリストとは心のゆとり…すなわちストレスフリーな生き方とも捉えられます。
時間やお金の呪縛から解放されたからといって、その時間を体たらくに使ってしまっては当然、リバウンドもあり得る。
- 退屈だと感じる心は怠惰の前兆。
- 成長欲は言い変えれば向上心。
物質的ミニマル思考だけではなく、行動を続けることで精神的なミニマル思考をコントロールしていくこともミニマリズムには欠かせないんです。