ふとこんな疑問を抱きました。
物の少ない暮らしが成立してるのってもしかしたらスマホのおかげなんじゃないか?ってふと思う。
どんなに物を減らしても、スマホの中には無限大に欲を満たせるコンテンツが詰まってるわけだから。
これがただの電話機になったとき、生き辛さを感じてしまう気がしてならない。
— ニワっち@slow lifestyle (@niwatch_guitar) December 26, 2019
実はスマホさえあれば欲は満たせる
スマホって本当に便利ですよね。
別にテレビがなくてもスマホで観れる。
新聞がなくてもスマホで調べられる。
読書も出来る。
ゲーム機がなくてもスマホで出来る。
音楽も聴き放題。
SNSがあれば自分を宣伝できる。
そして誰とでも繋がれる。
わからない事があればネットが教えてくれる。
電子マネーで買い物も出来る。
他にもまだまだあります。
そして、出来る事はまだまだ増え続けます。
以前こんなツイートを見たこともあります。
『ミニマリストって何を楽しみに生きてるんだろ??』
以前僕はこの疑問に対し、こう解釈していました。
『ミニマリストは自分にとって大切な物は所有している』
そして自分にとっての必要性を最小限に考える人だと今でも思い続けています。
スマホという所有物は少々厄介…
中にはスマホすら持たないミニマリストさんも存在するでしょう。
しかしそれもごく僅か。
どんなに少ない暮らしをしているとはいえ、スマホを持っている人が大多数の世の中。
今一度…何を楽しみに生きてるか?と問われたとします。
正直…スマホあれば楽しみたい放題じゃないですかね??
口ではどんなに『物減らしてます』と言ったとしても、僕はこう言い換える事も可能だと思いました。
『スマホで全てを補えるから』
それを理解し、生活として実践しているかしていないかの差でしかないのかもしれないと、考えてしまったのです。
スマホのおかげで減らせた物も多い
家でテレビをほとんど見なくなったのもスマホのおかげです。
そしてSuicaやポイントカードも電子化が進み、物質として持つ必要性はなくなりました。
スマホ内で満たせる事が多くなった事で、人は物を所有する必要性がなくなってきていることも一つの事実なんです。
トラブルには弱い
アナログとデジタルの大きな違い、それはトラブルが起きたときの順応性です。
支払いの場であれば、現金さえ用意できればなんとかなる。
しかし、スマホ自体のトラブルで全てのサービスが停止してしまったとする。
全てをスマホで管理していた場合には、万事休すですよね。
現代においては過信は禁物なため、どんなに便利とはいえ、アナログとデジタルの共存状態は続いています。
今後も全てをデジタル管理とするのは個人的には難しいだろうと感じています。
仮にスマホがただの電話機だったとしたら…
そこで少し個人でも想像してみました。
現在、自分の所有物は平成末に比べると7割ほど減らされた状態です。
そこにスマホもなかったらどんな生き辛さが生じるだろう?と。
PCで代用するしかない
出来る打開策としてはPCで代用。
むしろスマホが電話としてしか使用できない以上、それ以外は全てPCで補うことになります。
結果としてはこれで不便する事はないですが…
スマホのかわりに毎回PCを開いてSNS、LINE、動画鑑賞、読書…
家ならまだしも出先もこれだと決して身軽とは言えないですよね。
ちなみに電子決済は全て不可能。
この時点ですでに生き辛さを感じます。
現状ではスマホを手放せない
実際にスマホを手放してみるのが一番手っ取り早い実験だと思いましたが、僕には無理でした。
- 職場での私情利用を目的としたPCの持ち込みが認められていない。
- 重要なLINEのやりとりが頻繁。
- スマホによる撮影の配信が全て出来なくなる。
人生において無くては困るものとまでは言いません。
しかし重要な役割を持つ、それがスマホです。
それを踏まえて僕は自分自身に問い詰めました。
それでも本当に少ない暮らしは豊かであると心から言えるのか?
…答えはまだ出せません。
ただハッキリ言えることは一つ。
現状、自分の心はスマホというマキシマムなモノに頼って成立させているのが事実だということ。
これに頼らなくても、今の生活に豊かさを感じる事が出来る日が来るのか??
この疑問とは、今後も付き合っていこうと考えています。