我が家はミニマルな夫、マキシマムな嫁という対照的な夫婦関係にあります。
そして猫も2匹います。
ミニマリズムを取り入れた当初は争いが絶えませんでした。
そんな悩みを一発で解決させたのが物質的な家庭内別居。
相手の所有物を一箇所に管理させることで、ほとんど揉めなくなりました。
捨てた捨ててない問題
争いの火種になりやすい原因として『捨てた捨ててない問題』があります。
共同生活が長くなればなるほど、お互いの物の分別は疎かになっていきます。
ずっと放置されていて、もはやどちらの所有物かも分からない。
そしてゴミだと思い込んでいたのに相手にとっては必要だったなど…。
見つからない度に「絶対に捨てられた!!」と言われる始末。
本当に捨ててしまったこともあれば、結局探したら見つかった…なんてこともあります。
こんなことを繰り返していたら互いに消耗してしまいますよね…。
物の種類は大きく分けて3つ
- 自分の所有物
- 相手の所有物
- 共用の所有物
ここで許可なく減らせるのは自分の所有物のみです。
まずはそれを徹底すること。
そのために効果的なのが物質的な家庭内別居です。
所有物の分別を徹底する
相手の所有物は全て一部屋、もしくは一箇所に収納させます。
我が家の場合は嫁の所有物が多すぎるため、一部屋丸ごと嫁部屋とさせました。
こうすることでほぼ相手の所有物を勝手に捨ててしまうことはなくなります。
脱ぎ捨てられた服や置きっ放しのカバン、新たに取り入れてそのままリビングに放置された物。
全て住所としては相手の部屋、もしくは収納場所に移動させるだけ。
あれがない、これがないと言われたら「いつもの部屋に移動させたよ」これでOK。
物質的な家庭内別居をすると、相手も自分の所有物を把握する癖がつきます。
これでお互いの物に関しては徹底次第で揉めなくなってくるでしょう。
問題は共有の所有物
難しいのは共有の物。
こればかしは相談しかないと思います。
基本的にはどちらかが必要だと言い切るのであれば所有一択です。
強行突破は避けましょう。
一時保留所を設けるのが適切
もし相手が悩んでいるのであれば、保留させるのがオススメ。
そのまま押し入れに収納させてしまいましょう。
そのまま何ヶ月も放置されるようであれば改めて確認です。
「どう?やっぱり必要?」と。
我が家はこの方法でゴミ箱を減らすことが出来ました。
無理なくお互いの必要性を考えていきましょう。
物質的家庭内別居でストレスのないミニマルライフ
まとめると徹底すべき点は3つ。
- 自分の物、相手の物、共用の物を把握する
- 相手の物は一つの場所に全て保管させる。
- 共用の物で悩んだら一時保留所を設ける
これらを徹底することで自分はミニマルライフを送れるし、相手も自分のテリトリーを確保できます。
そして我が家ではもう一つ、ルールを設けました。
リビングだけはお互いに本当に必要なものだけにする。
よりミニマリズムが一般的にも馴染むよう、思いやりあるライフスタイルを心がけましょう。