現在、子ナシ夫婦の猫2匹家族で生活しています。
猫たちとの付き合いも約7年近くになりますが、癒されることばかりの7年間ではなかったです。
中でも特に筆者夫婦を悩ませたのがマーキングと夜泣き。
今回は去勢手術によってマーキングと夜泣きがなくなってストレスが減った話について紹介します。
去勢手術をすればマーキングや夜泣きは治るのか??
猫の去勢手術は決して安い手術でもなく、通院などの手間もあることから「別にそこまでしなくても…」と考えている方も多いかと思います。
筆者夫婦が決断に至ったのも、猫たちとの暮らしを始めて約4年くらい経過してからでした。
マーキング癖が直らないのはもちろん、夜泣きが酷くて近隣の迷惑になってしまうレベルだったため、意を決して病院に連れて行きました。
シビアな選択を迫られることに…
病院で先生に言われた事は以下になります。
- 「去勢してマーキングが治る保証はありません」
- 「鳴き声は多少大人しくなると思います」
- 「本来は成猫になる前の去勢手術がお勧めです」
当時はさすがに迷いましたね。
しかも、健康診断に連れていった2匹中1匹は、手術をするにあたってやや数値が気になるとも言われました。
「それでも手術しますか??」と言われ『そんなの即決できるわけないやん…』ということで、とりあえず1匹だけ先に手術をお願いすることに…。
数値が気になる子は薬をもらって様子見にしました。
手術後…
日程を決めてからはサクサクと予定が進みました。
まずは1匹だけ先に手術して、当日には退院という流れに…。
去勢というだけあって、物凄く大人しくなって帰ってきました(笑)
まず驚いたのは鳴き声が変わったこと。
あれだけうるさく泣いてたのにか細い声で小さく鳴くようになり、マーキングも一切しなくなりました。
『これだけ大人しくなるならもう1匹も手術しよう!』という決断に至り、数週間後に再び病院へ。
すると健康診断も問題なかったので、同様に手術してもらい、当日には退院。
2匹目も無事、大人しくなって帰ってきました。
去勢でマーキングや夜泣きが直らない原因について
去勢手術をしたのに『マーキングや夜泣きが治る保証がない』と言われているのは、猫そのものの習性が関係しているようです。
夜泣きに関しては6割が発情期の習性だったり、マーキングに関しても縄張り争いの習性のため仕方がないということになるのだとか。
去勢手術をしたのに大人しくならないケースとしては育てている環境が強く影響するようにも思えます。
・室内だけじゃなく外にも出している。
・1匹だけじゃなく何匹か一緒に飼っている。
※あくまで一例になります。
不確かな結論ではありますが、自分の居場所が確立される環境で、外の刺激も少ない生活環境で育った猫なら、去勢手術で大人しくなる可能性が高いということになるのではないかということになります。
去勢は早めにした方がストレスは軽減できる
そのまま習性が直らないケースがあるとは言え、飼い主としても、飼い猫としてもストレスを減らせるのは間違いないので、お互いに良い環境を築くためにも去勢はしてあげるべきなのかなと思いました。
互いのためにも、ぜひストレスのない関係を築いてみてください。