在宅ワークで長時間イスに座っていると、お尻が痛くなったり腰痛に悩まされたりしている人も多いのではないでしょうか。
筆者の場合、自宅の椅子は硬めのスツールを使用しているため、長時間の作業には不向きだったんですよね。
そこで、ゲルクッションを採用してみた所、想像以上に作業がしやすい環境が整いました。
今回は、筆者が購入した「PRELIR ゲルクッション」を使用して感じたメリット・デメリットについて紹介します。
ニワっち
腰痛対策に便利!PRELIR ゲルクッション
今回、筆者が購入したのは「PRELIR ゲルクッション」です。
数あるゲルクッションの中でも、レビューの総合評価が高いうえ、2枚組で約3,000円とリーズナブルな点が決め手でした。
※2021年7月現在の値段です。
商品内容は、以下のとおりです。
ブランド | PRELIR |
---|---|
充填材料 | ジェルメモリーフォーム |
サイズ | 約41 x 37 x 3.5cm |
備考 |
・蜂の巣型のハニカム構造 ・通気性良好 ・カバー付きで丸洗い可能 |
参考 | Amazon公式サイト |
ニワっち
実際にゲルクッションを使ってみた
PRELIR ゲルクッションは、付属のケースに折りたたまれて収納されていました。
本体カバーには持ち手がついているので、持ち運びに便利です。
カバーには滑り止め加工がされているので、椅子から滑り落ちてしまう心配はありません。
下記画像の左側が表面で、右側が滑り止め加工がされた裏面になります。
実際に座ってみた率直な意見としては、「ほどよい低反発加減で、お尻の負担はかなり軽減された」と感じました。
ただ、いわゆる座り心地としては物足りなさもあり、個人的には「もう少し厚みがほしかった」とも思いましたね。
それでも「機能性・値段・内容量」を総合して評価するなら、十分に満足できる良品でした。
ゲルクッションの洗い方とは?
ゲルクッションは、カバーから外して直接水洗いができます。
洗った後は、タオルを使ってよく拭いてから、風通しのよい環境でよく乾かしてください。
商品によっては、丸洗いができないタイプもあるようなので、詳細はあらかじめ確認するようにしましょう。
ゲルクッションを使って感じたメリット
ここからは、ゲルクッションを実際に使ってみて感じたメリットについて紹介します。
ゲルクッションは、在宅ワークによる長時間作業や、車移動が多い人におすすめです。
筆者が感じたメリットとして、以下の3つをピックアップしました。
- 腰痛対策に効果抜群
- 長時間座っていても疲れにくい
- 耐荷重性能が高くてへたれにくい
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
メリット1.腰痛対策に効果抜群
ゲルクッションは、体圧分散機能が高いため、腰痛対策として便利です。
よく見かけるのは、「卵を置いて座っても割れない」という謳い文句でしょうか。
これは2重設計のゲル素材と、ハニカム構造によって体圧が分散されているためです。
実際にYouTubeでも、卵を置いて試している人がいますが、本当に割れていません。
腰痛に悩まされていた人であれば、効果が期待できるでしょう。
メリット2.長時間座っていても疲れにくい
ゲルクッションはフィット感がよく、長時間座っていてもお尻が疲れにくいです。
使用していない状態に比べたら、明らかに負担が半減している実感がありました。
とはいえ、一日中座りっぱなしとなるとさすがに疲れます。
体感には個人差がありますので、ご了承ください。
メリット3.耐荷重性能が高くてへたれにくい
ゲルクッションは復元性が高い素材なので、型崩れがしにくい点もメリットです。
以前、綿やウレタンフォームといったクッションを使っていたことがありますが、すぐにへたれてしまった経験があります。
「長期的に使っていきたい」という人にとっても、ゲルクッションは魅力的ですよ。
ゲルクッションを使って感じたデメリット
中には、デメリットが気になるという人もいるのではないでしょうか。
筆者的には大きなデメリットを感じませんでしたが、よく見かけるものとして以下のデメリットを挙げてみました。
- ゲルクッション本体が重たい
- プラスチック臭が気になる
- サイズが小さい
こちらも、一つずつ見ていきましょう。
デメリット1.ゲルクッション本体が重たい
筆者自身も感じた第一印象としては、ゲルクッション本体が重たいという点です。
重さを量ってみたところ、およそ900gでした。
単体では移動に困るほどではありませんが、専用ケースに2個とも入れるとそこそこの重量感です。
背クッションといった、座る目的以外での利用は難しいでしょう。
デメリット2.プラスチック臭が気になる
今回紹介した「PRELIR ゲルクッション」はさほど気になりませんでしたが、商品によっては「プラスチック臭が気になった」という人もいるようです。
臭いに敏感な人や、プラスチック臭が苦手な人は、念のため気にしておくとよいでしょう。
デメリット3.サイズが小さい
ゲルクッションのサイズは、「椅子に乗せて使えばちょうどよいサイズ感」です。
そのため、単体で使うとやや小さく感じます。
実際に床に置いて使ってみましたが、ギリギリあぐらがかけるサイズ感といったところでしょうか。
ニワっち
素材別のクッションでメリット・デメリットを比較してみた
最後に、素材別のクッションでメリット・デメリットを比べてみましょう。
クッションには、ゲル以外にも「綿・ウレタン・ビーズ」など、さまざまな種類があります。
それぞれのメリット・デメリットを把握して、自分にあったクッションを見つけてください。
(1)綿クッションのメリット・デメリット
綿クッションは、軽くて自然な温かさがあるクッションです。
座椅子として以外にも、背クッションといった幅広い使い方ができるメリットがあります。
ただし、綿がへたりやすく、圧力も分散しにくいため、長時間の使用には不向きであることがデメリットです。
(2)ウレタンクッションのメリット・デメリット
ウレタンクッションは、高反発・低反発と種類が豊富で、使い心地や好みによって選ぶことができます。
圧力の分散性も高いので、長時間の使用に向いているでしょう。
デメリットは、ゲルクッションに比べるとへたりやすい点です。
また、ウレタンは洗濯ができません。定期的に陰干しをしないと不衛生になりやすい点にも注意が必要です。
(3)ビースクッションのメリット・デメリット
人をダメにするクッションとしても知られているビーズクッション。
体にフィットしやすく、心地よい座り心地が最大のメリットです。
ただし、体が埋もれやすく立ち上がるのが大変というデメリットがあります。
また、体が安定しないので、作業用として使うのには向いていません。
まとめ:長時間の作業にはゲルクッションが便利!
今回は、ゲルクッションを実際に使って感じたメリット・デメリットについて紹介しました。
素材別での特徴とも比較することで、自分にあったクッション素材について理解が深まったのではないでしょうか。
ゲルクッションは、長時間の座り作業で腰痛に悩まされていた人におすすめします。
AmazonのPRELIR ゲルクッションであれば、2枚組で専用ケース付きなので、コスパが非常によいです。
素材の特性で長持ちもしやすいので、長期的に付き合っていきたい人はぜひチェックしてみてください。