どうせギターを弾くならカッコ良く弾けるようになりたいですよね。
今までいろんなギタリストを見てきましたが、ある疑問をずっと抱いていました。
今回はそんなカッコ良いギタリストについて話していきます。
上手い=カッコ良いとは限らない
まず大前提として、人によって『カッコ良い』の定義なんていうのは当然バラバラです。
ロックが好きならそこに基準があり、ジャズが好きならそこに基準がある。
そして、ギターが上手くなればカッコ良くなれるのか??と言われたら、一概にYESとは言えないんです。
なので、本記事ではギターの上手い下手に関する話は一切しません。
あくまで一個人の見解として、ギター初心者だろうがプロだろうが関係なく、筆者自身がカッコ良いと感じたギタリストの共通点をまとめてみることにします。
カッコ良いギタリストの特徴
実際に感じたカッコ良いギタリストの特徴は大まかにこちら。
- 自信を持っている
- 良い意味で目立っている
- 華がある
一つずつ説明していきます。
自信を持っている
これはステージに立って演奏する上で何よりも大事な事です。
初心者あるあるにもなりますが、ステージに上がったものの『恥ずかしい・緊張する・不安がある』といった感情が表に出てしまう。
どこか自信がなさそうに見えてしまうというのは自分だけじゃなく、周りにも影響を与えてしまいます。
お客さんにも「大丈夫かなぁ??」って思われたら、その空気感が会場全体に伝わり、みんな不安になってしまう。
自分の不安はみんなの不安になってしまうわけです。
なので、ステージに立った以上実行すべきことはたった一つだけ。
・自信を持って演奏すること
根暗だろうが不細工だろうが全く関係ないです。
ステージに立って緊張するのは当たり前だし、初心者の演奏が上手くないのも当たり前。
それでもステージに立ってしまった以上、マイナスな気持ちは何一つ見せないこと。
これってギターが上手い人でも意外と隠せない人が多かったりもします。
カッコ良く弾くためには必須スキルになるかもしれないですね。
良い意味で目立っている
これは必須条件ではないですが、個人的に好きなカッコ良いギタリストさんの特徴の一つです。
ギタリストとして目立つ場合、良い目立ち方と悪い目立ち方の二つがあるんです。
例えば…歌モノバンドで一緒に演奏するメンバーがいて、ライブステージで演奏していると仮定した場合。
以下のようなシチュエーションが挙げられます。
・ヴォーカルや他メンバーの見せ場を理解した上で目立っている
・ハッタリが上手い
・メンバーの誰よりも目立つことしか考えていない
・空気が読めない
こういったシチュエーションの場合、ギタリストが目立てる場所って割と限られてますよね。
にも関わらず、ヴォーカル以上に目立とうとしたり、空気の読めない行動や雰囲気作りを無理に演じようとするのはNG。
最大の見せ場であるギターソロがあるならそこでしっかり存在感をアピールすればいいんです。
ギターソロではなく、ギタリストソロだと思っていいかもしれないです。
・魅せ方は自分次第
何もテクニックを見せるだけがギターの表現力ではないんです。
単音を一発鳴らして、ピックを持った右手を高々と上げるだけでも立派なソロですからね。
ソロが苦手な人は、こういったパフォーマンスも一つの表現と覚えておくといいかもしれません。
華がある
これに関しては、フロントマンである以上はかなり重要なポイントでもあり、難しい点でもあります。
基本的にサポートミュージシャンやレコーディングミュージシャンにはあまり求められることが少ない要素。
でも、バンドをやっていてフロントポジションである以上は、実力や言葉だけじゃ説明できないような魅力も大事です。
厄介なことに、この『華』に関してはルックスや実力だけを磨けば手に入るって物でもないんです。
もっと内なる物…言うなれば『その人自身にしか表現できない何か』だと思います。
これが際立ってるミュージシャンはギタリストに限らずカッコ良いんです。
・どうしたら手に入るかは誰にも分かりません
元々持ってる人もいるし、いつの間にか手に入れてたって人もいるんじゃないかなと。
確かなことは言えませんが…自分を知り、武器にするって事なのかもしれないですね。
まとめ
今回はギターの上手い下手に関係なく、カッコ良いと感じるギタリストについて話しました。
改めてまとめます。
演奏は練習を続けていれば必ず上達します。
でも『自信』は意識を変えない限り、上達させることができません。
ステージに上がっているその瞬間だけでいいんです。
筆者も普段は人見知りが激しく、人混みが嫌いな根暗で、自分に自信なんて全くないです。
でもステージに立っている瞬間だけは、自分が主役だという自覚を持って立っています。
ライブステージに自信がない方は是非ご参考ください。