禁煙を始めて難なく1年以上が経ちました。
過去には何度も禁煙に失敗し「一生タバコはやめられない」と諦めた時期もありました。
しかし今回の禁煙を経て、禁煙を継続するにはある条件が必要だということが分かったので、紹介していきたいと思います。
禁煙するには特定の条件をクリアする必要がある
禁煙は「今日からやめる!!」という強い意思だけでは100%失敗します。
もちろん個人差はあるので「気合いだけでなんとかなる」という方も稀にいます。
禁煙の成功率を限りなく上げるためにも、以下の3点は必須であるということが分かりました。
- 意識を変える
- 環境を変える
- 強い意思も必要
意識を変える
まず最初の条件として意識を変えるということ。
これは「自分にとってのタバコとは?」という意識を変えるということですね。
実際に喫煙していた時、タバコは以下のような存在でした。
- ストレス発散・気分転換
- 嗜好品・趣味
- なくてはならない存在・体の一部
- 癒し・暇つぶし
筆者はかなりの病み体質なので、憂鬱な時はタバコの煙が愛おしくてたまらなかったです。
しかし、ふと我に帰って真剣に考えました。
「喉つらい、金かかる、時間がもったいない…もしかしてデメリットしかないかも…」と。
正解不正解の話ではない
ここでまだタバコを肯定する気持ちがあるのであれば、まだ禁煙を考えることすら早いのかもしれません。
まずは自分自身がタバコに対して疑問を持つこと。
そして「タバコはデメリットしかない」と、認められるようになったら、次の工程に移りましょう。
環境を変える
意識的に「タバコはデメリットしかない」と思えるようになったら環境も変えていきます。
あくまで一例ですが、以下のように環境を変えていきました。
- タバコを連想する場所に行かない
- 自宅の禁煙環境を整える
- 喫煙する人との付き合いを減らす
- 禁煙グッズの利用も効果的
タバコを連想する環境は様々ですが、近年ではかなり喫煙スペースが限られてきているので、昔に比べたらハードルも下がりました。
筆者の場合、以前の職場が喫煙率9割という極悪な環境だったのでこればかしは苦労しましたね…。
もちろん不要な接触は極力避けるようにしました。
あとはコンビニ利用も避けるのも、衝動的なタバコの購入を防げるので効果的です。
自宅なら灰皿、ライターの全撤去は当たり前
電子タバコの場合は段階を経て処分するといいでしょう。
というのも、禁煙で一番辛いのは最初の1ヶ月。
その間は電子タバコで利用できる禁煙グッズも使用しました。
実際に使用したのは「NICOLESS(ニコレス)」です。
決して美味しいとは言えないものの、ニコチンはなく強力なミント感があり、気休めとしては十分使用できました。
近年ではさらに吸い心地を意識したノンニコチンのヒートスティックもあるので、好みで試してみるといいかもしれません。
強い意思も必要
意識や環境を変えるということが大前提ではありますが、強い意思もある程度は必要です。
なぜやめるのか?何のためにやめるのか?という理由も付属することで、より成功率を上げることは可能です。
ただ、理由に設定してはいけないこともあるので注意が必要。
他人のためという設定の場合、理由がなくなった際にリバウンドするリスクが高くなります。
例えば『彼女がタバコ嫌いだから…』という理由の場合、万が一別れた際に理由を失ってリバウンドという可能性が出てきます。
できる限り「永続的な目標」を設定するのが無難ですね。
我慢した分の貯金のため、健康作りのためなど、現実的な目標だと禁煙の持続にも繋がりやすいです。
禁煙によるメリットについて
実際にある程度禁煙を続けて感じたメリットは以下になります。
- とにかく出費が減る
- 時間が有効活用できる
- 喉がラクになる
とにかく出費が減る
これはもう禁煙の鉄板メリットですが、驚くほど出費が減って人生のハードルが下がりました。
年代によっても異なりますが、2019年では毎日1箱の喫煙で1ヶ月約¥15,000前後の出費だったので、その出費が丸ごとなくなるのは大きかったですね。
その分美味しい物を食べるなり、貯金に回すなりした方が将来は明るくなります。
時間が有効活用できる
禁煙すると時間もかなり効率良く使えるようになります。
喫煙所を探す手間、行く手間がなくなる上、喫煙時間約5分前後も使用せずに済みますから。
1箱20本なら約100分前後、時間を節約できるので、その分を運動などに使用するようにすれば一石二鳥です。
喉がラクになる
実は禁煙による健康面の実感はあまりないんですよね。
その代わり、明らかに感じた体の変化としては「喉が辛くない」ということ。
喫煙時はとにかく寝起きの喉の違和感がしんどかったです。
痰が絡むようなことも一切なくなり、健康面では唯一実感できたメリットでした。
まとめ:禁煙はメリットしかない
今回は喫煙のメリットやコツについてご紹介してきました。
近年では喫煙環境も減ってきていることから自然と禁煙できている方も多いかもしれません。
もし、喫煙によって生き辛さを抱えているようなら、本記事が一つの参考案となれば幸いです。
最初は大変かもしれませんが、ぜひ自分なりの最適な禁煙理由を見つけて挑戦してみてください。