2020年4月より主夫ライター兼ブロガーとして生活しています。
ライターの仕事はクラウドサービスである「ランサーズ」から始めたんですが、PCスキルゼロの筆者でも、たったの2ヶ月でなぜか認定ランサーになっていました。
でも、実際には「認定ランサーにそこまでこだわる必要はないかな」とも感じたんですよね…。
本記事では認定ランサーについて少し説明をした後、認定ランサーになって感じた本音について話していきます。
認定ランサーとは??
「そもそもランサーズの認定ランサーって何??」という話ですが、公式ではこのように書かれていました。
「認定ランサー」とは、ランサーズに登録しているプロの中から、ランサーズが定める基準をすべて満たしたランサーのことです。
認定ランサーは、返信速度・納品実績・獲得額・高評価などの条件を満たしています。
また、ランサーズが定める基準については以下のような条件となっていました。
1. 応答が速い
メッセージ返信率(24時間以内)が80%以上と、クイックレスポンスの実績があります。
2. 高い対応力と責任感
仕事を受注してから納品を完了させる割合が、90%以上と責任を持って納品した実績があります。
3. 獲得報酬額が高い
獲得額が上位20%以内でないと認定ランサー認可が得られません。ランサーズで高額案件や多数依頼をこなした実績のある人が認定ランサーです。
4. クライアントからの評価が高い
クライアントからの評価が4.8以上でないと認定ランサー認可が得られません。高い評価を獲得している実績豊富な人が認定ランサーです。
5. 認証済で安心
対象者は全員、本人確認や電話番号確認、機密保持確認を実施済み。身分のはっきりしたフリーランスに安心して発注することが可能です。
ざっくりまとめると、迅速な対応をして、仕事は最後までやり遂げて、評価も良好で、獲得額も上位20%以内で、プロフィールも明確な人ということですね。
少し基準が曖昧な「獲得報酬額」と「認証済で安心」について、補足もしていきますね。
獲得額が上位20%以内について
自分の中でも意外だったのがこの項目。
「上位20%って結構凄いのでは?」と思われがちですが、実はそんなことがないんです。
筆者の場合、ランサーズの登録はかれこれ2019年7月にしていました。
そして、正式に稼働させたのは2020年4月から。
4月〜6月で獲得した金額は約7万円です。
しかし、これだけで上位20%には達してしまっているようです。
ちなみに、これは「過去1年間の報酬額がカテゴリの中で上位20%以内の人」を指しているそうです。
今回の場合ではライティングで上位20%に到達したということになりますね。
2ヶ月7万円ってどれくらいの仕事量なのか?
筆者の場合、最初の1ヶ月目が約2万円、2ヶ月目が約5万円くらいといった感じでした。
まぁ…ライティング歴3ヶ月の超初心者なので、死に物狂いで頑張りましたけどね。
PCスキルが中級以上の方なら1日5時間で済むような作業を、1日10時間以上かけてやっていましたから…。
PCスキルゼロでも、このくらい作業をすればなんとか達成できるくらいということは理解できるかと思います。
認証済で安心について
認証済みというのはランサーズが定める「各種プロフィール項目を入力済」ということです。
各種プロフィール一覧はこちら。
・自己紹介文 ・プロフィール写真 ・表示名 ・経歴資格 ・スキル ・本人確認
・機密保持確認 ・電話確認 ・ランサーズチェック
これに関しては特に抵抗がない限り全てちゃんと書いた方がいいでしょう。
認定ランサーのメリットについて
実際にランサーズから受けるメリットに関しては以下になっています。
- 認定エンブレムが付与される
- 認定ランサー検索に掲載
- サイト内の各種ページに「おすすめランサー」として紹介
- ランサーズ案件担当から案件を紹介
- サポート優先対応
- チャットサポート
まだ認定されたばかりということもあり、特にこれといって特別なメリットを感じることは正直ないですね。
ただ、信頼度という観点から言えば認定ランサーになるに越したことはないかもしれません。
実際に直接依頼が来るようにはなった
最も大きなメリットとして感じたのは、直接依頼が来るようになったことです。
それも自分のプロフィールをちゃんと見て、得意分野に対して依頼してくださるので、こちらとしても嬉しい限りです。
実績が何もない頃はとにかく提案を続けて仕事を見つけるというのがそこそこ億劫でしたからね…。
認定ランサーにこだわる必要性は感じない
誰もが気になるであろう「認定ランサーって目指すべきなの?」問題ですが…ハッキリ言ってこだわる必要性はないと感じました。
ここからは実際に認定ランサーになった後の動向を交えながら本音を話していきます。
個人契約が増えた
そのままランサーズで依頼を探して、引き受け続けてもよかったんですが、継続依頼をさせていただいていた方の案件は一度全て終了させていただきました。
そして、直接依頼という形で仕事をいただける方を優先することにしたんです。
やはり仲介企業を通すことで安心して仕事はできますが、手数料が馬鹿にならないですよね。
中には「お互いのためにも直接やり取りしませんか?」と言ってくれるクライアントさんがいたため、話に乗らせていただきました。
SNSによる結果報告が思いもよらぬ形に…
そんな経緯をSNSでも紹介していると、今度はTwitterのDMからも仕事の依頼が来るようになっていました。
手数料もかからない上、ほとんどの案件が良質な単価となっているため、当初のように毎日10時間以上働くなんてことも今ではなくなりました。
もちろんスキルが向上しているというのも一理ありますが…それでもまだまだ初心者です。
大事なのは人としての信頼
ランサーズで本格的にライティングを始めて、スキルゼロでも2ヶ月という短期間で認定ランサーにはなれました。
しかし、ランサーズとしての評価よりも重要なのは、一人一人のクライアントさんと、どこまで真摯に向き合うことができるか??だったのではないかなと思うんです。
認定ランサーにこだわることが間違いということではなく、一個人として自分のライティングを必要としてくれるクライアントさんもいるんです。
もし「ライターをしたいけど自信がない…」という方がいたら、ぜひ臆せずクライアントさんと真摯に向き合う気持ちを大事にしてください。
もちろん全てのクライアントさんが縁のある方というわけではありません。
今でこそ、個人契約の方々に恵まれていますが、ランサーズのテストライティングでは全て不合格、中には1週間近く修正が続いてしまう案件すら平気でありました。
それでも諦めず、必ず最後までやり遂げるという気持ちがクライアントさんには評価されたんだと勝手に思い込んでいます(笑)
必ず直向きさを評価してくれるクライアントさんに巡り合えると思うので、ぜひ人対人の精神を忘れずに頑張ってみてください。
その出会いは認定ランサーよりも価値があるはずですよ。