「なぜ物を減らしただけで時間が増えるの??」
こういった質問をよく耳にします。
物が減ると時間が増える…言葉だけでは全くイメージが湧きませんよね。
少しだけ言葉を変えてみましょう。
無駄が減ると時間が増える
「何を当たり前なことを言ってるんだ?」
と言いたくなるでしょう。
そうなんです。
様々な無駄によって時間は削られ続けています。
そしてそれは『無駄な物』も例外ではありません。
何気なく所有している物には無駄な時間を増やす原因が潜んでいる…ということになります。
今回は無駄な物を減らすことによる、
『悩まない時短術』『探さない時短術』について話していきます。
悩まない時短術
無駄に感じる物は人それぞれ違いますが、共通して減らせるモノ…
それは選択肢です。
例えば服。
選べる服の数が多いほど、当然悩む時間も増えます。
複数の似た物を所有しないというのはとても効果的な時短になるんです。
有名な話を例に挙げるなら元アメリカ大統領であるオバマさん。
毎日同じスーツを着ることで知られていますが、その理由を以下のように話していたそうです。
「私は常にグレーか青色のスーツを着用している。こうすることで私が下さなければならない決断の数が減るんだ。何を食べるか、何を着るか決める余裕はないし、他に決断しなくてはならないことが山のようにあるからね」
とてもシンプル且つ合理的な発想ですよね。
他にも、服をたたまずにハンガーのまま収納させるというのも時短になります。
僕も決して少なくはないですが、服は10数着、下着や季節物も1ケースで収まる程度です。
全て1アイテムに絞れたらもっともシンプルなんですが、
僕の場合は2.3アイテムがベストですね。
無駄な時間は小さな工夫次第でいくらでも減らすことが可能です。
探さない時短術
探し物は時間だけでなく、精神面もかなり消費してしまいます。
時間がないのに鍵が見つからない。
無いわけないのに、あれがないこれがない…!!
僕もこのストレスは本当に辛かった。
でも、ミニマリストにはほぼ無縁な時間なんですよね。
探し物をするほど物が溢れていないから。
物に溢れた部屋でカギを探すのと、スッキリした部屋でカギを探すこと…
情報量的にスッキリした部屋の方が圧倒的に探しやすいはずです。
しかし重要なのは物の数だけではありません。
よく使う物には定ポジションを決めてあげる
スッキリした暮らしをしている方々の間では、
『物の住所が決まっている』
こういった表現をしている方も多く存在します。
毎日使うような物にはちゃんと住所登録をしてあげて、常に元の場所に帰してあげるよう心がけてみてください。
鍵なんかは玄関に置き場を作ってあげるだけで元の場所に帰しやすくなったりもします。
探し物がなくなるだけで生活がグンとラクになりました。
少ない暮らしは時間を有効活用できる
物を減らすと時間が増えるというのは、減らしたことによって無駄な決断時間を減らすということ。
そして探す手間すらも必要なくなるということ。
少しでも時間が欲しいと感じているのであれば、物を減らしてみるのもいいかもしれません。